ニ。 ページ3
「ガトラ！」
といきなり名前を呼ばれ、俺は驚いた。
振り返った先にいたのは、幼い頃 共に過ごした親友同士でもあり、今回 話をくれたヒトたち＿＿＿＿＿
アイラとリサトだった。
アイラはゲソが長めのガールで、明るい性格。
リサトはいたって普通のボーイだけど、優しくて頼りになる。
2人はどちらも上京していなくて、今も仲が良いみたいだ。
「2人共、久しぶり！元気だった？」
と俺が2人に言った時、後ろに誰かが立っているのが見えた。
俺はそれが気になり、
「あれ、その後ろのコは……」
と聞くと、リサトは申し訳なさそうにこう答えた。
「このガールさんが今回の本当の依頼者、なんだよね。記憶喪失でさ、記憶が戻れば本望だけど、何か手ががりだけでもいいんだ。……お願いできる？」
「あたしからも！」
2人はそれぞれ言った後、頭を下げた。
「ちょ、ちょっと、俺ら親友なんだから、そんなことで頭下げないでよ。第一、俺はそういうことをする目的で帰ってきたんだし」
「あはは、ごめんごめん。難しい話だからさ、つい……ね」
リサトは苦笑しながらそう言うと、やがて真剣な顔になった。
「でもさ、俺らは所詮『地』なのに……どうするつもり？」
「……それは……今から考えるよ。後先考えない俺ってバカだな、ホント」
＿＿＿＿＿そう、公共施設の利用までもが一部 限られてる俺たちができることって、言われてみれば凄い少ないんだよな……。
−−−−−
更新が遅くなり、本当に申し訳ないです…
実は作者、テスト期間というものに入りまして(汗)
しばらくこの状態が続きそうです…
こんな感じで言える立場でもありませんが、これからもよろしくお願いします！＞＜
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水月 春樹 - TKG LOVEさん» 返信が遅れてしまい申し訳ありません＞＜ 応援とても嬉しいです！これからも頑張っていきます♪ (2016年6月2日 22時) (
レス) id: 6631328efe (このIDを非表示/違反報告)
TKG LOVE(プロフ) - 頑張ってください 応援してます！ (2016年5月30日 19時) (レス) id: a580ce03e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水月 春樹 | 作成日時：2016年5月28日 15時
