【銀魂】夜兎族最強と真選組最強 2

56.ブラックリストに追加 ページ9

私は他の隊士達と合流し
連絡と迎えを待った。


念の為、他に辰羅族がいないか
あちこち見て回ったけど

どうやらあれで全部らしい。





＊＊＊





日も暮れ空も暗くなった頃
ポチから連絡が来た。




〔間に合わなかったです。俺達が着いた時にはもうやられてました〕




えっ…




〔俺達は必要なかったみたいです。あの銀髪の男と、よく分からないじぃさんが辰羅族を倒したみたいですから〕

「それを先に言えよ！！」




びっくりした…


でも無事でよかった。

じぃさんが誰かは分からないけど
銀ちゃん相当強いんだな。


私は見くびってた。



高杉といい沖田といい
侍は夜兎族に匹敵する強さだな。


神威が興味を示すのも分かる気がする。





＊＊＊





数時間迎えが来て
報告の為、一旦牙刃隊の本部へ行った。




「久しぶりじゃな、A。任務ご苦労だった。報酬じゃ」




そう話すのは牙刃隊の総督。
私は報酬を受け取った。




「ありがとうございます。総督、鬼兵隊の高杉をご存知で？」

「春雨と手を組んでる輩じゃろ？その男がどうした？」

「今回、一時的ですが共闘しました。だけど奴はいずれ江戸を潰すつもりです。何か春雨か鬼兵隊の情報が入れば教えて頂けますか？」

「わかった。気にかけておこう」




話も終わり部屋を出た。


夜も遅いし、今日は船で寝て
明日江戸に戻ろう。




「隊長、あの高杉って男、相当ヤバそうっスね」

「狂気に満ちてた。今後は関わらない方がいいですね」




あの後高杉は言ってた通り
華蛇を引き取りにポチ達の元へと行ったらしい。






_____高杉晋助。



奴は間違いなく敵になるだろう。
少し調べてみるか。

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