53.敵の敵は味方ではない ページ6
「愛純!ポチ!2人は急いで江戸に戻って、銀ちゃん達や真選組と合流して!!」
そこに2人が合流すればきっと大丈夫。
「何言ってんスか!!一人でこいつらは無理っスよ!!」
「……一人じゃない」
そう言って私は高杉を見る。
「高杉、アンタの寝床を潰されていいの?こいつらはいずれ京を支配する」
「そりァ気分が悪ィな。そうなりゃ俺ァどこで寝ればいい」
高杉は不気味にニヤリと笑う。
「高杉?そうか貴様、鬼兵隊の…」
「晋助様!よく分かんないっスけど、とりあえずこいつらやりァいいんスね?」
「あぁ。好きに暴れろ」
そう言って高杉は刀を抜き
「隊長!!」
「2人とも、江戸をよろしく!!」
私も構えた。
「敵の敵は味方ってか?」
「覚えといて。敵の敵も敵だよ」
「クククッ。違いねェ」
高杉が喉を掻き鳴らしそう笑うと
辰羅の奴らが襲いかかってきた。
「かかれェェ!!」
.
ー かぶき町 ー
「頼みの四天王は死に絶え、貴様一人に何ができると?」
「てめェ今までこの地で何見てきやがった。かぶき町をなめんなよ」
するとバンと音を立て
扉が吹っ飛んできた。
「何じゃ貴様ら!!」
「待たせたなァ、ガングロジジィ」
現れたのは万事屋の3人。
「……待ってたぜ。銀髪のあんちゃん」
「仮り返しに来たって言いてェところだが、どうやらもたもたしてるうちにか勝手が変わっちまったようだな」
「察しがいいじゃないか」
.
〜愛純・ポチSide〜
「まずいな。江戸までまだ時間がかかる」
「こんな事なら隊士を江戸にも派遣したのに」
「そんな事言っても仕方ないだろ」
「隊長のお気に入りの街だ。俺達で何とかしねェと…」
銀髪の男と真選組…
隊長が言うんだから
奴らの強さは相当だろう。
俺達と合流すれば辰羅族を倒し
きっと支配を阻止できる。
467人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
モモ - この作品とっても面白いです!!!沖田と神威、最高です!!! (2015年8月31日 13時) (レス) id: 0593e0ea3b (このIDを非表示/違反報告)
春花 - 沖田きゅん格好いい!私いつもドSだけど、うん。沖田きゅんのためならドMになってもいいッ!!!!!! (2015年6月21日 10時) (レス) id: 0495e26250 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - やけマヨw マヨリーンハーフw三角関係で泣いたのにこの落差wwやっぱこの小説大好きです!思わず2コメしちゃいました! (2015年6月5日 5時) (携帯から) (レス) id: 3b8b7e5795 (このIDを非表示/違反報告)
舞花(プロフ) - 続編おめでとうございます! 何度読んでも面白いです♪これからも更新頑張ってください!! (2015年5月11日 20時) (レス) id: bf0a57686e (このIDを非表示/違反報告)
サユ - 続編おめでとデスゥー! これからも頑張って下さい★☆ (2015年5月6日 14時) (レス) id: 20acbef3cf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:なさん | 作成日時:2015年5月3日 7時