73.初めて見るあいつ ページ26
〜沖田Side〜
「土方さん、いつまでAを見張るつもりですか?もういいじゃねェですか」
「総悟、仕事に私情を持ち込むんじゃねェよ」
土方さんと見回りをしていて
今屯所に帰ってきた。
「…」
「お前らしくねェな。いつもならそこで死ね土方とか暴言吐くクセによ」
「死ね土方」
「言うのかよ!!」
パトカーから下り中に入ると
居るはずのない山崎が外をボーっと眺めている。
「山崎ィィィィ!!」
「ふ…副長!!」
「てんめェ、何してやがんだ!!見張りはどうした!!」
「見張り…Aちゃん…」
だご何か様子が変だ。
そわそわしていて落ち着きがない。
「さっさと張り込みに戻りやがれ!!」
「待って下させェ、土方さん」
俺は土方さんを止め、山崎に聞く。
「山崎、何か隠してんだろ」
「…」
「言わねェなら口に手ェ突っ込んででもゲロと一緒に吐かせるぞ」
「沖田隊長…」
山崎は黙り俯いてしまった。
そして少しして
顔を上げ涙目になりながら
「た…大変なんです!!春雨の提督が街が神威でAちゃんの殺す○△〒×%……高杉で喧嘩しに会いたくて…」
「落ち着け山崎!!何言ってるかさっぱり分かんねェ」
「とにかくAちゃんと春雨の男が街でやり合ってるんです!!」
どういう事だ…
生きてるのがバレたのか?
「ったく…そこに案内しろ。行くぞ、総悟」
俺達はパトカーを走らせ
すぐにその場所へ向かう。
車の中でだいたいは山崎から聞いた。
「だからみんな言ってたでしょ!!Aちゃんは敵じゃないって」
「……悪ィ事しちまったな」
わりとその場所にはすぐに着いた。
だが壁は崩れ落ち、地面はヒビ割れ
血がそこら中に散らばっていて
その中で戦う2人の姿。
サーモンピンクの髪…
奴がチャイナの兄貴、神威か。
するとAが俺達に気付いたみたいで
「邪魔すんな!!」
そう言ったあいつの目は
今までに見た事がなかった。
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モモ - この作品とっても面白いです!!!沖田と神威、最高です!!! (2015年8月31日 13時) (レス) id: 0593e0ea3b (このIDを非表示/違反報告)
春花 - 沖田きゅん格好いい!私いつもドSだけど、うん。沖田きゅんのためならドMになってもいいッ!!!!!! (2015年6月21日 10時) (レス) id: 0495e26250 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - やけマヨw マヨリーンハーフw三角関係で泣いたのにこの落差wwやっぱこの小説大好きです!思わず2コメしちゃいました! (2015年6月5日 5時) (携帯から) (レス) id: 3b8b7e5795 (このIDを非表示/違反報告)
舞花(プロフ) - 続編おめでとうございます! 何度読んでも面白いです♪これからも更新頑張ってください!! (2015年5月11日 20時) (レス) id: bf0a57686e (このIDを非表示/違反報告)
サユ - 続編おめでとデスゥー! これからも頑張って下さい★☆ (2015年5月6日 14時) (レス) id: 20acbef3cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なさん | 作成日時:2015年5月3日 7時