【銀魂】夜兎族最強と真選組最強 2

71.土方コノヤロー ページ24

私は山崎くんと一緒に
真選組の屯所に向かった。




「私が高杉の仲間だって！？」

「うん。でも俺達は別に疑ってなかったけどね。副長が見張れって…」

「勘弁してよ…辰羅の奴らを倒す為だけだったのに」




てか何でそんな情報が入ったんだろう。
まぁ警察だから当たり前か。




「それならよかった。でも何で俺が見張りしてるって分かったの？」




言っていいよね？




「沖田が…」

「やっぱりあの時…！！」

「ストーカーには気をつけろよって言われて、それから警戒してたんだよ。それでたまたま山崎くんを発見した」

「同じじゃんそれ！！」

「あはは！まぁよかった。嫌われたワケじゃなくて」




軽蔑されたワケでもなかった。


でもみんなヒドイわ。
言ってくれればよかったのに…




「案外寂しがり屋とか？」

「夜の兎だからね、う・さ・ぎ。一人じゃ生きていけない。一人にはなりたくない」

「やっぱSってナイーブなんだね」




それ関係あんのかな？




「さぁて、土方さんにどう詫びてもらおうかな。それとも痛い目に合わせた方が懲りてくれるかなぁ」




ニヤニヤしながらそう言ったもんだたから




「沖田隊長の女版だ…」




山崎くんは小さな声でそう呟いた。



土方さんをそろそろ近藤さんみたいに
脱ぎキャラにしてやるか…


それともマヨネーズに
大量のわさびを仕込むとか…



そんな事を考えながら歩いていると








.









「見ーつけた！探したよ」




聞き覚えのある声がして
背筋がゾッとした。




「神…威…」

「えっ？神威って…」

「元気にしてた？誰それ彼氏？ずいぶんタイプが変わったみたいだね」









久しぶりにあったそいつは
相変わらずの笑顔だった。

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