49.気持ちは観光気分 ページ2
「着いたー！」
私達3人は隊士達を連れ
船で空から京へやってきた。
「江戸と全然雰囲気違うな。京もいい所だね」
そう言って写真を撮る私を
呆れた顔で見る愛純。
「隊長、いつもプリントアウトしないくせに何で撮るんスか？」
「するよ、まとめて一気に。ポチ、ハイチーズ」
「はぁ…そろそろ仕事しますよ」
「はいはい」
まずは調査から。
辰羅族の拠点となる場所や行動範囲など
細かく調査した。
町の人に話を聞くと何も知らない人や
いいように思ってない人がいた。
まだ完全に支配したワケじゃないみたい。
「でも思ったより全然平和ですね」
「あっ！あれ乗ろう」
とりあえずは観光ってことで。
私が見たのは2人乗りの
人力車と言うものらしい。
「ポチ、その人と一緒に私達を引っ張って」
「喜んで！」
「このドS隊長め…頑張れよー、下僕ー」
「お前に応援される覚えはねェよ」
私達は�爐�おん�瓩箸いΤ垢鬚阿襪阿覯鵑辰拭�
江戸でいうかぶき町みたいな感じ。
そこである人達が視界に入ってくる。
「あの白い人達、何？あれも天人？」
「あれは舞妓、芸妓という人達です。京の文化の一つみたいですよ」
「随分詳しいな、ポチ」
私が不思議に思っていると
ポチが何かを取り出してそれを見せてきた。
「ガイドブックです」
「お前も観光する気満々かよ！！」
愛純がポチを一発殴る。
北へと進むとさっきとは景色が変わり
繁華街のような所へ来たようで
そして一件の店が目についた。
「愛純…」
「えぇ、あの耳…」
間違いない。
あの尖った耳…辰羅族だ。
何やら人と揉めてるみたい。
「隊長、行きますか？」
「奴らには逆らわん方がいい」
突然、人力車を引いてくれてる男の人が
険しい顔をしてそう言った。
「ぎおんは今、奴らの支配下にある。高額なお代をぼったくられ酒もまともに飲めへん。でも誰も逆らえへんのや」
この町の警察は何してんだよ。
「お兄さん、ここで下ろして」
「何考えてんねん！関わらん方が…」
「心配いらないっスよ。私達、一応警察っスから」
「警察？」
私達は人力車から下り
店の中に入った。
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モモ - この作品とっても面白いです！！！沖田と神威、最高です！！！ (2015年8月31日 13時) (
レス) id: 0593e0ea3b (このIDを非表示/違反報告)
春花 - 沖田きゅん格好いい！私いつもドSだけど、うん。沖田きゅんのためならドMになってもいいッ！！！！！！ (2015年6月21日 10時) (レス) id: 0495e26250 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - やけマヨｗ マヨリーンハーフｗ三角関係で泣いたのにこの落差ｗｗやっぱこの小説大好きです！思わず2コメしちゃいました！ (2015年6月5日 5時) (携帯から) (レス) id: 3b8b7e5795 (このIDを非表示/違反報告)
舞花(プロフ) - 続編おめでとうございます！ 何度読んでも面白いです♪これからも更新頑張ってください！！ (2015年5月11日 20時) (レス) id: bf0a57686e (このIDを非表示/違反報告)
サユ - 続編おめでとデスゥー！ これからも頑張って下さい★☆ (2015年5月6日 14時) (レス) id: 20acbef3cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なさん
| 作成日時：2015年5月3日 7時
