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48.よし、京へ行こう ページ49

帰ってご飯を作ってると
銀ちゃんと神楽が戻ってきた。


犯人は真選組の山崎くんだったみたい。




「てか新八くんは?」

「あ…いや…その…途中ではぐれちゃってな、ははは…」




急に焦り出す銀ちゃん。



すると少しして部屋の襖が開き
息を切らし、血だらけの新八くんが帰ってきた。




「ちょっと!どうしたのその怪我…」

「聞いても…いいですか?」

「ん?」

「人気投票って必要ですか?」




私は勘付いてしまった。


チラっと銀ちゃんと神楽を見ると
2人はあからさまに目を逸らす。




「何やってんだよアンタらァァ!!」

「「ごめんなさーい!!」」




私は2人の頭をボコボコっと殴った。




「神楽…怖ェよこの子…」

「将来きっと鬼嫁アル…」




頭にたんこぶを付ける2人。


私は話を変えた。




「ところでさ、京ってどんな所?」

「昔、都があった場所です。今は江戸ですが。京がどうかしたんですか?」

「久しぶりの仕事でね、京に行く事になったんだ。仕事内容はまだ聞いてないけど」




愛純とポチは明日来るって。




「えー。じゃあもう江戸に帰ってこないアルか?」

「終わったら帰ってくるよ。だから心配しないでね」




そう言って神楽の頭を
ポンポンと撫でる。


寂しがる神楽が少し可愛かった。




「殺しか?」

「たぶんね。でも大丈夫。一般人に手は出さないから」

「当たりめェだろ。まぁ気をつけろよ」

「うん、ありがとう」





***





そして次の日
愛純とポチが万事屋に私を迎えに来てくれた。




「任務内容は?」

「最近そこいらの星や地域を支配しようと動いてる奴らが、一部京にいるという情報です」

「相手は?」

「辰羅族です」






_____辰羅族。



夜兎族と同じ傭兵三大部族の一つ。


京を支配する気か…




「全員まとめて殺せばいいんだな?」

「はい」

「うちら夜兎に比べりゃたいした事ないっスよ」




単体で見れば確かにそうだ。




「でも気をつけないとな。アイツら束になってくるから結構やっかいかもしれない」




私の…いや私達の敵、辰羅族。


お前らの好きにはさせない。
私達がこの手で葬ってあげるよ。

※あとがき→←47.私は見る目ないですか?



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優衣 - 神威かっこよすぎてヤバいです! (2016年4月28日 9時) (レス) id: f1a977784f (このIDを非表示/違反報告)
(。-_-。) - 凄い面白い!こんなん書いてくれてありがとうです! (2016年3月12日 20時) (レス) id: fedc7e71e6 (このIDを非表示/違反報告)
Sayura(プロフ) - なさんさん» ありがとうございます!紹介させていただきます^ ^ (2015年9月5日 5時) (レス) id: 44ff7cdde6 (このIDを非表示/違反報告)
なさん(プロフ) - Sayuraさん» 嫌だなんて、とんでもないです(*_*)めちゃくちゃ嬉しいです!ありがとうございます♪ (2015年9月5日 1時) (レス) id: 2d6a1f59d0 (このIDを非表示/違反報告)
Sayura(プロフ) - 初めまして、Sayuraと言います。とても面白いと思ったのでこの作品を私の作品で紹介したいのですが、いいでしょうか?嫌だったらすみません。続編の更新楽しみにしてます^ ^ (2015年9月4日 21時) (レス) id: 44ff7cdde6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なさん | 作成日時:2015年4月20日 4時

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