守ってやるよ ページ4
今回のマップは軍需工場
マジシャン、私、医師、傭兵のメンバーだ
工場内に暗号機があったのでそこで解読しているとナワーブ君がやってきて解読し始めた
今日は一段と気まずい
今朝ナワーブ君が私を睨みずっと口をパクパクしていたから怖くて逃げた
そ、それに最初は１人１個ずつ解読だから離れても理解してくれるよね？
暗号機から手を離すと腕を掴まれた
「待て」
「ひ……！」
何をされるか怖くて悲鳴を上げてしまった
すると掴まれていた腕は離される
「あ……えっとその………一緒にやろ」
その言葉に一瞬キョトンとしたが早く返事しなきゃと何回もコクコク頷いた
「……っく」
初めて笑った姿に思わず見とれる
笑うととても可愛いな……
ﾊｯ違う違う！早く解読しなきゃ！
暗号機に触れる
「ね、ねぇ」
「何」
「あ、あのね新しいサバイバーが来るらしいの」
沈黙に耐えられず話題を振る
「ふーん誰」
「祭司っていう人
神の信者でね色んな所にワープすることができるんだって！とても便利じゃない？」
返事はしてくれないがでもちゃんと聞いてくれているから喋り続ける
「あとね新しいマップも出るんだって
船に乗れるから早く来て欲しいなー
そうそうハンターも新しく来るってやだなー」
「それとね私とナワーブ君修正されちゃうんだって」
ガチャンと暗号機が終わる
それでも彼は話の続きを待っていてじっと見つめていた
「荘園主から聞いたんだけどナワーブ君は一回攻撃されても15秒間は平気なんだって！
それに対して私は機械人形は今までより使えなくなっちゃったし全体のバフも弱くなって皆が負傷しちゃうと解読やゲートが遅くなる
皆を守れなくなっちゃうし
私なんていらないよね……」
「そんなことないｯ！」
聞こえないように言ったつもりが彼の耳にはしっかり届いたようで驚いた
「誰もお前をいらないなんて思っちゃいねぇよ
俺は強化されるんだろ？
これからずっとお前を守ってやるよ！」
真剣な目で話す彼に呆然とした
だって散々私の事を酷く言っていたのだからそんなこと言われるなんて思ってもいなかった
「ナワーブ君……」
「あ、べ、別にお前だけ守るとかそんなじゃねぇし仲間だって守るから勘違いすんな」
今度は顔を赤くして何処か走っていった
「ナワーブ君って優しいんだね」
その姿にクスリと笑った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 42人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
テノヒラ - あれ…トレイシーの一人称って僕じゃなかったっけ…あれ…？（困惑） (2020年6月27日 9時) (
レス) id: 0b1665532f (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ(プロフ) - ナワトレ…最高(*ToT)神作者様ありがとうございます… (2019年7月1日 22時) (レス) id: 65e77bee5d (このIDを非表示/違反報告)
たこ焼き - 見てるこっちがニヤニヤしちゃうわぁ…ﾊｧ……尊い。 (2018年10月28日 23時) (レス) id: 606b8c097c (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - この話しめっちゃほんわかする〜続きが気になるわ〜 (2018年10月20日 7時) (レス) id: 6089debb0b (このIDを非表示/違反報告)
ことぶ - うわぁぁぁああナワトレ好きぃぃぃぃ！頑張ってください！応援してます！ (2018年10月4日 22時) (レス) id: c2b6737579 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
