怪力少女は恋を知らない〈第三部〉【NARUTO】

第１４２話 ページ43

『サクラ…』

シカマル「火影様から話は聞いてる。悪いが、任務には連れてけねぇぜ。お前でもサスケを説得できなかったんだろ？」

『ッ！』



サスケと…会ってたんだ。
私はサクラを見つめる。

サクラはポロポロと涙をこぼし始めた。



サクラ「A…ナルト…私の…一生のお願い！サスケ君を………サスケ君を連れ戻して！！」



サクラはサスケを説得する事が出来なくて泣いている。
本当に…本当にサスケが大好きなんだ。



サクラ「サスケ君を救う事が出来るのは……止める事が出来るのは………A、ナルト…！！アンタ達だけ！！」

『………』



私はサクラの頰に触れる。



『大丈夫！！サスケは…絶対！私とナルトが連れて帰るから！！』

ナルト「おう！自分の言葉は曲げねぇ！それが俺の忍道だからな！」


サクラ「２人とも…………ありがとう。」



大丈夫。
絶対、大丈夫。

そう言い聞かせても私の拳は震えていた。



シカマル「時間をロスしちまったな。急ぐぞ」

『うん！』



待っててサクラ。
私、必ずサスケを連れ戻すから！

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