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｢悠太くーん、どこー？｣
名前を呼ぶと寝室らしき部屋から｢ここー｣と返事がかえってきた。
寝室に向かうとベッドにうつ伏せになりながら携帯を触っている悠太くんが居た。
｢大丈夫？しんどいの？｣
YT ｢ううん、そんなんちゃうで。ちょっと疲れたから休んでから下行こうと思って｣
｢そっか、良かった。確かに今日仕事終わってそのままここ来たもんね｣
YT ｢流石にハードすぎ笑 皆元気すぎて尊敬するもん笑｣
｢ドヨンとか下でめっちゃ歌ってたけど、あの人今日ミュージカルやってから来てるの有り得ないからねwww｣
YT ｢マジで凄いわww｣
仕事が疲れたとか、もう眠いから寝たいとか、全然使えない会話を暫く悠太くんと話して(スタッフさんごめんなさいww) そろそろ下行こうか、と体を起こした。
YT ｢俺トイレ行ってから下行くから先降りといて｣
｢はーい｣
寝室にあった水を手に取り、みんながいる場所に戻ると卓球はもう終わっていて全員でカラオケのモニターを見ていた。
私も混ざろうと階段を降りきった時、テイリぴょんが私の大好きなYang Dailさんの錯覚を歌っている事に気付いて足が止まった。
階段の前で立ち尽くして、オッパの歌声に惹き込まれていて何度も聴いているはずなのに気付いたら頬に涙が伝っていた。
皆が盛り上がってる中、泣いてる私に気付いたユノが立ち上がってゆっくり近付いてくる。
JH ｢どうした？何かあった？｣
これでもかってぐらい眉毛を八の字にして心配してくれるユノ見てたらなんかもっと泣けてきて
｢オッパのっ、歌に感動してっ…｣
と泣きながら言うと｢マジで泣き虫…笑｣と両頬にえくぼを作って私の涙を大雑把に拭いてくれた。
オッパの歌が終わり、私の存在に気付いた皆が慌てて走ってくる。
JW ｢A！？どうしたの！？｣
HC ｢ｱｲｺﾞ〜〜何があったの？？｣
｢テイリぴょんのっ、、歌声、好きっ、、｣
泣きながらそう言うと、テイリぴょんが小っ恥ずかしそうに頭をかきながら｢泣くな、笑｣と笑った。
何故かジョンウに姫抱きされながらソファに向かって、座ると同時にマイクを渡される。
JW ｢Aと言えばこれだよね〜〜｣
そう言って私の得意なバラードをいれてくれたので、テイリぴょんに負けじといつも以上に感情移入しながら歌ってみたら、歌い終わる頃にはジョンウが私以上に泣いてて思わず吹き出してしまった笑
DY ｢なんでお前が泣くんだよwww｣
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作者名：マンネ
| 作成日時：2022年11月17日 20時
