チョン黒髪ユンオ ページ15
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只今ミラノ行きの飛行機で爆睡しておりました、佐藤Aです、おはようございます。
お世話になっているPRADAさんのお仕事があり、朝一番の便でミラノに向かってるんだけど……なに？ジェヒョンは？って？ジェヒョンは昨日の深夜の便で先にミラノに行ってたの、ちょっと私とスケジュールが合わなくて。
昨日は朝から夜までレコーディング室こもりっぱなしで、1度もジェヒョンに会ってないんだよね。
だから今日ミラノで一日ぶりに会うの、なんかちょっと嬉しくない？
一日ぶりって言うけど大抵でも11時間以上はフライトするわけから一日どころか二日ぶりかも。
ダメだ、時間感覚分かんない(適当)
長いフライトを終え、ミラノに上陸。
ﾏﾈ ｢Aの仕事は明日からだから、今日はゆっくり休んで｣
｢よっっっしゃあ……もう腰バキバキ…｣
ﾏﾈ ｢はは笑 ほんっとお前正直者だな笑
ジェヒョンも仕事終わって、ホテルで待ってるみたいだから合流するか｣
｢え！そうなの！？するする！｣
空港からすぐ近くのホテルを取ってくれてたみたいで、早速マネージャーから鍵を預かる。
ﾏﾈ ｢スウィートルームだぞ、有難く思え〜〜｣
｢チンッチャ！？！？あー神様ーありがとう｣
ﾏﾈ ｢部屋広いからジェヒョンと二人部屋ね｣
｢はい経費ケチった〜この事務所｣
ﾏﾈ ｢バカ、言うな笑｣
エレベーターで最上階まで行き、カードキーでドアを開けると目の前に広がったのはおっきな窓とミラノの景色。
｢わぁ…めっちゃ綺麗…｣
思わず声を漏らすと
｢だよな｣ と背後から声がした。
びっくりして振り返ると、先に着いていたジェヒョンがシャワーを浴びて出て来た所で上半身むき出しの下はラフなスウェットに着替えてて、バスタオルで黒くなった髪を雑にガシガシしていた。
ん……？黒くなった髪……黒くなった…髪……
｢黒くなった髪！？！？！？｣
JH ｢なんだようるせぇ笑｣
｢待って待って！？いつ！？いつ暗くした！？聞いてない！！！｣
JH ｢昨日出国する前だよ、Aが朝からレコーディングしてた時俺休みだったから染めに行った｣
｢はぁ、聞いてないよ〜〜〜〜私がユノの黒髪好きなの知ってるじゃん〜〜〜｣
JH ｢知ってるよ、だから暗くした｣
｢はぁ？もう無理だって(何が)｣
気持ちが高ぶり、ユノの顕になった胸板に飛びつくが私ごときでふらつく訳もなく当たり前かのように背中に手を回してくる。
｢はぁ、ほんっとユノこういう所｣
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作者名：マンネ
| 作成日時：2022年11月17日 20時
