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適当に選んだホラー映画を、ソファの上でテヨンと肩をくっ付け合って2人で見る。
体育座りをし、テヨンの毛布を鼻まであげて画面と向き合う。
TY ｢それ寒いの？怖いの？笑｣
｢怖いのと、テヨンの毛布嗅いでるのと｣
TY ｢なんで嗅ぐんだよ笑｣
｢なんか落ち着くんだよね、テヨンの匂いって｣
TY ｢嘘、初めて言われた｣
｢初めてでいいよ、他の女にこんなの言われてたら問題だよ｣
TY ｢わぁ…今のめっちゃキュンってした｣
｢えっ、私も無自覚タラシだった？｣
TY ｢私"も"ってなんだよ！笑 僕が無自覚タラシみたいだろ笑｣
｢違うの？笑｣
可愛いベビーフェイスが歯を見せて笑って、私の頭をわしゃわしゃ掻き回す。私もテヨンの頭をわしゃわしゃする。
髪がボサボサになったお互いを見て思わず吹き出す。
TY ｢あー僕らこんな夜中に何してんだろ笑｣
｢ほんとにね笑 なにこれ今どういう状況？お化け出てきちゃってるじゃん｣
TY ｢また見ないとだな笑｣
所々話の内容が分からなくなりつつ、お化けが出てくると2人でびっくりして、それにまた笑ってってしてたらあっという間に映画は終わっていて皆が起きてくる時間になった。
JW ｢テヨニヒョン、と……ヌナ！？なんで！？ヌナいつも起きるの1番遅いのに！！なんでなんで！？｣
｢朝からわんこだね〜ジョンウ｣
JW ｢でしょ？……じゃなくて！なんで！？｣
JY ｢テヨンとA？珍しいね？｣
｢昨日変な時間に寝ちゃって、それからずっと起きてた｣
JY ｢テヨンも？｣
TY ｢うん、2人で映画見てた｣
テヨンの毛布を頭から被り、着替えに行こうと部屋に向かっていると、上からひょいっと毛布を取られた。
｢おわ…あ、おはよユノ｣
JH ｢おはよ、なんで頭から被ってんの笑｣
｢…なんとなく？｣
JH ｢A、テヨニヒョンの匂いする｣
｢ジョンウみたいな事言うな｣
ふっと笑みを零すも不満がありますと言いたげな表情
｢パーカー貸して｣
JH ｢パーカー？いいけどいきなりかよ｣
｢ありがと、これで今日はユノの匂い｣
JH ｢お前…テヨニヒョンにもそんな事言ってないだろうな？笑｣
｢逆だよ、無自覚タラシだよあのオッパ｣
JH ｢え？どう言うこと？｣
｢やっぱりなんでもないですワスレテクダサイ｣
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作者名：マンネ
| 作成日時：2022年11月17日 20時
