鬼灯様の双子の弟は愛され体質【鬼灯の冷徹】【男主】

旅行編を終わらせに来ました(｀・ω・´)ｷﾘｯ ページ49

｢ん？｣

鬼灯は耳をピクりと動かす

｢そう言えば圭さんはどこへ？｣

『え？ずっと後ろにい…………ないっ！？』

｢そういやいねぇな。どこいったんだ？｣

ようやく圭を探し始めた

｢おーい圭〜！！｣

『早く見付けないと帰れないんだけどーー』

｢『りょーかーんー！！！』｣

謎のセッションをしながらフラフラと至る所を探し回る

｢別にいいんじゃないですか？｣

唐突に口を開いたのは優太であった

｢いいって何がだ？｣

｢別に圭くんが居なくても良くないですか？｣

『そんな可哀想なこと言うなよ〜。ツッコミがいないと困るだろ？』

｢ほら、それは荻さんと鬼灯さんがしてくれるし｣

｢……………それも………そうだな！！｣

｢『撤収！！』｣

軽い足取りで旅館へ帰っていく二人

そのあとを追うようにあとの３人もついていく


｢………泣くでなかろう｣

｢うっせぇ！泣いてねぇし！｣

部屋の隅でしくしくとすすり泣く圭を慰めるヤギ

何ともシュールな絵面であるが…

｢………帰るであろ｣

落ち葉を踏む音が悲しく山に響いていたそうな





〜帰宅

｢いやぁ、楽しかったな！！｣

『たまにはいいね』

バカ二人は満足そうに椅子に座る

｢なかなかレアな写真が手に入りましたよ。｣

｢あ、そのAさんの寝顔ください。｣

闇の取引をする二人

いつもの取り留めのない日常が再び始まった



｢…………………………

















帰ってきても無視かよ！！｣

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