鬼灯様の双子の弟は愛され体質【鬼灯の冷徹】【男主】

ぎゃぁ！！ ページ44

「優太くん逃げよう！ってもう皆いない！」

半泣き状態の圭

そんな圭の目の前に現れたのは…

「お…狼だあぁぁぁぁ」

圭は火事場の馬鹿力なのか猛スピードで逃げた

「圭くん帰って来ちゃったの？」

「お、おぉ狼！！」

圭は優太にしがみついた

すると後ろから先程の狼が追いかけてきた

「狼だぁ！…あれ？どっかで見た気が…」

「Aと洋さんです」

赤い狼と黒い狼、間違いなくあの二人だ

「そう言えばAさんって何から情報とったりするんですか？」

「Aと私は目から情報を取ります。」

「へぇ、じゃあ目を会わせている間ずっと情報が入ってくるんですか？」

「はい」

圭がAの前にしゃがんだ

「それにしても本当に黒いですね」

『(そうか？)』

「喋れるんですか？！」

『(いや、目を会わせてる相手だけにテレパシーが送れるだけだ)』

「そんな能力もあるんですね」

ついつい感心してしまう圭であった

続く

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