超次元幕末物語。【薄桜鬼&イナズマイレブンゴー】 (ページ9)

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☆夢のなか☆

ドカッ

貴方「っ…！」

霧野「ばーか。誰がお前を好きになんだよw」

葵「霧野先輩…そろそろやめた方が…」

霧野「おい、空野。お前はコイツの味方をするかw？」

葵「それは…(ﾁﾗｯ」

貴方「葵っ、ちゃん…！」

葵「っ！(ギュッ」←目を瞑る

霧野「なら…ほら。」

葵「これは…

、

カッターナイフ？」

貴方「葵ちゃん！止めて！ウチ、まだ死にたくない！！」

霧野「大体の化け物は不老不死だろww？」

貴方「ウチは化け物じゃない！！」

葵「…先輩…すいません…！」

貴方「！！(どうして？葵ちゃんまでウチを…
何でウチは…こんな能力を…！
どうしてなの？何で生まれつき目が赤いの？
ウチは…人間なの？
それとも、姿を偽った化け物なの？)」

霧野「空野！早くしろ。」

葵「恨むなら先輩を…自分を恨んでください！」

グサッ

貴方「うわぁぁぁっ！！」

霧野「はははははっ！！良い気味だ！
化け物！！どうだ、今の気持ちは！！」

貴方「…皆…何で…こんな…ことを…！」

★夢終了★

貴方「やだよ…ウチは…化け物なんかじゃ…ないのに…！
ウチは…ウチは…！」

原田「…い…、A…！おい！大丈夫か！！」

貴方「うぅっ……皆…。ん…？…左之さん…！」

原田「A！大丈夫かよ！？」

貴方「…前にあった夢を見ただけですから。
大丈夫よ^^」

原田「そうか…それなら良いんだg…((っておい！お前、その腕は何だよ！！」

貴方「え？あ…。」

原田「見せてみろ！！(ガシッ」

貴方「大丈夫です！何でもないです！！」

原田「俺はお前が心配なんだよ！！」

貴方「左之さん……！」

原田「…この傷は…どうしたんだ？」

貴方「…」

原田「答えてみろ。大丈夫だ。何も言わない。何もしねぇから。」

貴方「…これは…」

ウチは涙が止まらなくなった。

いじめられるのが辛かったんじゃない。

フラれたのが辛かったんじゃない。

左之さんの優しさが嬉しかった。

今まで、いじめられるのが当たり前だと思ってた。

皆、いじめるのが当たり前だと思ってた。

それでも

ここに優しい人がいた。

アニメの中だけど←

それでも構わない。

好きな人に出会えたから。

もう、蘭丸なんてどうでも良い。

雷門中なんてどうでも良い。

三次元なんて…どうでも良い。

ただ、左之さんが居てくれれば…それで。