枯れ木に花を……弐 ページ31
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雲雀が遠くで、鳴いている…
直吉『ムゥ〜〜』
むくれた、傘屋の旦那
本当は……
嬉しいんだよ〜〜久しぶりに
外で、然も
みんなで、お花見なんて
お屋敷では、無かったから……
そんな部外者の思いには
つゆ知らずにいる二人
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パツ臣「寄り合いが、あるなら仕方ない
じゃないかぁ〜〜、あたしゃ〜〜別に
気にしちゃいないから……
「俺が、行きたいんだよ……」
///// それは、あたしもだけど……」
明後日の方向を見る
パツ臣ちゃんを、優しく引き寄せ
耳元で、囁かれ……
パツ臣「ちょいと、若旦那…
「イヤかい？」
そんな訳……」
隆「だったら……パツ臣ちゃんの
匂いを、俺に移してよ……
離れていても
寂しさを感じないくらい……」
パツ臣「/////」
若旦那と向かい合う
パツ臣ちゃんのオデコに
若旦那のオデコが、優しく触れる…
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直吉『あぁ〜〜ごっつんこしてる〜〜
ズルイんだ〜〜ズルイんだ〜〜
言ってやろ〜〜言ってやろ〜〜』
直己「はぁ〜〜誰に言うんです？ww」
ふざける二人に
A「シッ、直吉さん、小屋で、待てしなさい」
直吉『が〜〜ん、俺、シロじゃないよ〜〜』
直己「裏の畑で、泣かないと」
直吉『そう、そう、じい様〜〜
ワンワン、ここ掘れワンワン
って、俺は、ポチじゃなぁ〜〜い』
直己「フッ……」
戯れる子どもは
彼方に居ると思うのか？
隆「直ぐ、会いに行くから…」
パツ臣ちゃんの両手を包みこむ様に
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ごっつんこした、額は……
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今にも、唇が触れそうで……
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パツ臣「/////……若旦那……その先の
八幡様の境内の茶店の辺りに
居るから……
「うん」
良かったら後で、顔を…………若旦那の
顔を、見せておくれでないかい？…」
隆「もっ、もちろんだよ……だから……
近寄って来る、他所の男に隙を見せたり
しないでおくれよ……」
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直吉『俺たち……花見に行くだけだよね……』
直己「如何にも」
直吉『おはぎ、食べに行くだけだよね。』
直己「ややもすると」
『「ねぇ〜〜」』
A「シッー！」
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アン(プロフ) - 花さん» 花ちゃ〜〜ん、♪( ´θ｀)ノ早よ、しばかんと、出戻り京都弁の、みちゃこに取られちゃうで〜〜(￣▽￣)褌しめた、直吉っつあんのお尻ペンペンやなぁ〜〜(´∀｀*) (2016年11月30日 16時) (
レス) id: bc22951d9a (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - しおり、ちゃんと挟めてなかったぁー！ウチの可愛い直吉さんからぼったくった みちゃこと、みちゃこに浮気してる直人、ちょっとしばきまわしてくるわ！(ﾒ・ん・)？ (2016年11月30日 15時) (レス) id: 4e300b94c6 (このIDを非表示/違反報告)
アン(プロフ) - みんくさん» みんくちゃんヽ(´▽｀)/エセエセ京都弁なぁ〜(´∀｀=)いい感じかぁ〜〜、直直感、伝わったなら、めっちゃ嬉しいわぁ〜〜 (2016年11月29日 8時) (レス) id: bc22951d9a (このIDを非表示/違反報告)
みんく(プロフ) - エセ京都弁(≧∇≦)直直コンビいい感じ(^^♪ (2016年11月29日 0時) (レス) id: fea2e2ae03 (このIDを非表示/違反報告)
アン(プロフ) - みんくさん» 赤い彗星分かるんかぁ〜〜(*´∀｀*)ワシの初恋の彼氏やわ〜〜(〃ω〃)…… (2016年11月24日 23時) (レス) id: bc22951d9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アン | 作成日時：2016年11月15日 22時
