傘屋の直吉と浪人直己…弐

鰹節はいかが……弐 ページ14

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人差し指をイジイジさせながら


直吉『……だって〜〜さぁ〜〜みさこちゃんが

首をフリフリしながらさぁ〜〜




「昨日、なんで来てくれんかったん？

も〜〜う…寂しすぎて、寝られへんかったん

えぇ〜〜……みちゃこ、直吉っつあんの事……

めっちゃ、気になるんよぉ〜〜」


って、身体をフリフリしながら

あの店の前を、通るたびに、言うんだよ〜〜』






パツ臣「……あの子は、誰にだって

言ってんだよ〜〜…



『えぇ〜〜Σ(ﾟдﾟlll)』



バカだね〜〜…ほんとに男ってのは……

バカな生き物だね〜〜」






直吉『……ガ〜〜ン…………そんなぁ〜〜』

そして、ここにも……





直己「(拙者…言われた事ない……ガ〜〜ン…)」

ショックを、隠せず……

着物を、表裏を間違えて着る男がいた……


そして……

Aちゃんは、三たび、半柔の感触を

顔に、受けたショックからか？

長屋の座敷で、夢の中……



A「うっうぅ」



どうやら、うなされているから

おけつにでも、追いかけられている夢でも

見ているのかな？

御愁傷さま…………
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