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生徒会室につくと
ｺﾝｺﾝｯ
SE ｢はい｣
A ｢チョン・Aです｣
SE ｢どうぞ｣
ガチャ
A ｢失礼します｣
SE ｢ごめんね、呼び出して｣
A ｢いえ。あの、何か？｣
SE ｢君、今朝ヨンジャさんの荷物を持ってあげていたよね？｣
A ｢え？｣
SE ｢横断歩道を一緒に渡って…｣
A ｢はい、それが何か？｣
SE ｢素晴らしいと思って｣
A ｢え？｣
SE ｢思ってても、ああいう風にして行動に移すのは難しいことだから。君の行動は本当にすごいと思う｣
A ｢ありがとうございます…？｣
SE ｢ぜひ、全校生徒の前で表彰したいと思うんだけど、どうかな？｣
A ｢は、はい？表彰？｣
表彰とかするんだ…
SE ｢もちろんタダでとは言わない。うちの学校は表彰されると、1年間食堂のご飯が無料で食べられるんだ！｣
A ｢え…｣
そう言われると、断れないんですけど…
A ｢…わ、分かりました｣
SE ｢ありがとう！それと…｣
A ｢？｣
SE ｢少しでいいんだけど、その時の事を話してほしいんだ｣
A ｢え｣
SE ｢ダメ、かな？｣
A ｢…いえ、分かりました｣
お母さんのためだ。無料で食べられるなら食費も浮くし、お母さんもその方がいいに決まってる！
SE ｢本当？ありがとう、助かるよ｣
A ｢…｣
生徒会室を出ると
A ｢はぁ…めんどくさい事になったな｣
急いで屋上へ向かう
ガチャ
屋上に繋がるドアを開けると
TH ｢あ、やっと来た！｣
JK ｢遅い…｣
A ｢ごめんごめん｣
JK ｢生徒会室に呼んだのって、もしかして…朝の？｣
A ｢あー、うん…生徒会長だった｣
TH ｢何で？｣
A ｢なんか、表彰？してくれるみたいで｣
TH ｢なんの表彰？｣
A ｢朝、おばあちゃんを助けたこと｣
JK ｢そんなんで表彰してくれるの？｣
TH ｢行動自体は立派だからじゃない？｣
JK ｢良かったじゃん｣
A ｢それが全っ然、良くないの！！｣
JK ｢どうして？｣
A ｢全校生徒の前で表彰されるらしい｣
TH・JK ｢それは嫌だわ｣
A ｢でしょ！？＋その時の事を話さないといけないみたいだし｣
TH ｢DONMAI☆｣
JK ｢ガンバ｣
A ｢他人事だと思って｣
TH・JK ｢他人事だもん｣
A ｢酷いな、二人とも…｣
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NATZU(プロフ) - りんさん» リクエストして頂いたおかげです、ありがとうございました！！ (2020年5月12日 1時) (
レス) id: 07ed262c9a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - セフナのしあわせが嬉しかったです(^ ^) (2020年5月11日 6時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
NATZU(プロフ) - りんさん» 何かが起きる予感… (2020年4月30日 0時) (レス) id: 07ed262c9a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ありゃ大変だ！ (2020年4月29日 23時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NATZU | 作成日時：2020年3月29日 17時
