小型犬王子が不器用だった件について 番外編

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ｺﾝｺﾝｯ

SE ｢はい｣

ガチャ

BK ｢よぉ…｣


SE ｢ビョン・ベクヒョン？なぜ君が？｣


BK ｢フルーツ、くれただろ｣


SE ｢Aの家に渡しには行ったけど、君の家には行ってないよ？あ、もしかして欲しかった？｣


BK ｢そうじゃなくて、Aの家にくれたからそのお礼言いにきた｣


SE ｢どうして君が？｣


BK ｢話したいことあったから、そのついで｣


SE ｢そう。僕もちょうど話したいことあったんだ｣


BK ｢じゃあ、お前から…｣


SE ｢僕は後でいいよ、ビョン･ベクヒョンからどうぞ｣


BK ｢分かった。言い忘れてたけど、俺、Aと付き合ってる｣


SE ｢っ…うん、Aから聞いた｣


BK ｢え！？ま、マジで？｣


SE ｢うん、本当に｣


BK ｢そう、なんだ…(A報告済みかよ、知らなかったんだけど)｣


SE ｢それだけ？｣


BK ｢あ。おう…｣


SE ｢そっか。じゃあ、僕の番だね。…ビョン･ベクヒョン、一つだけ言っておく。Aを傷つけたりしたら、絶対許さないからな。僕はいつでも奪いに行く準備はできてる。覚悟しておけよ｣


BK ｢お前に言われなくても、Aは俺が守る｣


SE ｢約束だぞ｣

￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
※現在に戻ります

BK ｢…A、悪かった｣


KA ｢大丈夫だよ｣


SE ｢ビョン・ベクヒョン、約束は守れ｣

そう言った生徒会長の顔は真剣だった

A ｢……｣


KA ｢そろそろ、帰ろっか！｣


A ｢ですね！｣


KA ｢私はべっちゃんの家に寄ってから帰るから、セフンはAちゃんの事よろしくね｣


SE ｢分かったよ｣


KA ｢じゃあ、2人ともまたね。気をつけて！｣


SE ｢A達も！｣


BK ｢じゃあな｣


A ｢ありがとうございました｣

Aさんとベクヒョンさんとはお別れをして、セフンオッパに家まで送ってもらった

SE ｢じゃあ、また学校で｣


A ｢はい。今日は一日ありがとうございました｣


SE ｢敬語じゃなくていいよ｣


A ｢しばらくは、今のままでお願いします｣


SE ｢そっか。それじゃあね｣


A ｢はい、さようなら｣


SE ｢さようなら｣

セフンオッパともさよならをして家に入った

ガチャ バタンっ

A ｢ふぅ………(*´艸`*)ﾆﾔﾆﾔ｣


JK ｢あ、おかえ…キモッ！！｣


A ｢あ、は、はぁ？キモイって何よ、キモイって！！｣

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