小型犬王子が不器用だった件について番外編 (ページ25)

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A ｢私、生徒会長のことが好きです！＿＿＿＿｣

SE ｢！！｣

A ｢やっぱり諦められませんでした！…生徒会長。今までたくさん傷ついて、辛い思いもたくさんしたかもしれないけど…これからは、私と一緒に傷ついた分、いや…その何倍も幸せになりませんか？｣

SE ｢！！｣

ベクヒョンさんの言葉、思いっきりパクったけど

私の思いは伝わったかな？

SE ｢…でも僕は、今でもAが好きだ。君の事をまた傷つけてしまうかもしれない｣

A ｢どんとこいです！それに今好きじゃなくても、これから絶っ対好きにさせてみせます！｣

SE ｢本当に僕なんかでいいの？こんな男、後悔するよ？｣

A ｢何でそんなにネガティブなんですか？生徒会長らしくないです！私は、明るくて優しい生徒会長を好きになったんです！だからギュッ！

私が言いかけたところで、生徒会長に抱きしめられた

A ｢！！｣

SE ｢こんなに僕のことを思ってくれる人、君が初めてだよ｣

A ｢生徒会長を好きな人はたっくさんいるけど、私が1番生徒会長を好きな自信があります！｣

SE ｢笑｣

A ｢笑｣

SE ｢ありがとう、A｣

A ｢！！(///ω///)｣

SE ｢ん？顔が赤い…もしかして、照れてる？｣

A ｢きゅ、急に名前呼びするのは、ずるいです…。それに、初めてAって言ってくれたから…｣

SE ｢呼び方変えるとこから始めようかなって。Aも生徒会長じゃなくて、セフンオッパって呼んでほしいなー｣

A ｢な、なんか、慣れてますね…生徒会長｣

SE ｢生徒会長じゃなくて、オッパ｣

生徒会長、なんかドSっぽくなってきてる？

さっきまでのネガティブな感じはどこいったんだろう…？

A ｢オ…オ、オー、む、無理！いきなりハードルが高すぎます！｣

SE ｢しょうがないな…。じゃあゆっくりでいいから、そのうちセフンオッパって呼んでね｣

A ｢は、はい…｣

も、もしかすると私は、生徒会長の黒い部分を見てしまったのかもしれない…

色んな意味で、夢なら覚めないで

とはいえ、生徒会長と付き合うことになったんだよね？私

キャー(´∩ω∩｀)ーッ♡

信じられない、まさかあの生徒会長と付き合えるだなんて…

でも、油断は禁物！

敵は多い、学園内にも生徒会長を狙ってる人が沢山いる！

いくら彼女になったからって、好きになってもらえたわけではないし、安心はできない！