47. 傷つくに決まってる ページ47
CY ｢先から仲良さそうですし、いいんじゃないですか？ルハンさん。お似合いです｣
A ｢……｣
CY ｢？、どうかしました？｣
A ｢…それ、本気で言ってるの？｣
CY ｢え？｣
A ｢私とルハンさんがお似合いとか、絵になるとか、それ本気で言ってる？｣
CY ｢…本気ですけど｣
A ｢！、そう…。じゃあ、私がルハンさんと付き合えばいいの？｣
CY ｢え？｣
A ｢ニョルくんのこと諦めて、ルハンさんと付き合えってこと？｣
CY ｢どうしてそうなるんですか？｣
A ｢だってそうでしょ！何で、好きな人にあの人とお似合いだとか言われなきゃいけないの？そんなの！、、、傷つくに決まってんじゃん…｣
涙が頬を伝う
CY ｢！｣
私は立ち上がると、テントから離れた
LH ｢？、……｣
A ｢はぁ…｣
ビーチから少し離れた公園にあるブランコに座った
溢れ出てくる涙を拭きながら心を落ち着かせる
A ｢どうしたら、好きになってくれるの…？｣
恋がこんなに難しいものだったなんて、知らなかった…
知ってたら、何か変わってたかな？
案外、上手くいかないものだね…
？ ｢こんな所で何してんだよ｣
A ｢え？｣
振り返ると
A ｢ルハンさん…。どうしてここが？｣
声をかけてきたのは、ルハンさんだった
LH ｢散歩してたら、見かけた｣
そう言いながら、となりのブランコに座る
A ｢嘘｣
LH ｢はい、嘘です。…だって急にどっか行くから、心配になって｣
A ｢大丈夫だよ、すぐ戻るから｣
LH ｢それでも心配になんの｣
A ｢……｣
LH ｢A、こっち向いて｣
A ｢何で？｣
LH ｢いいから｣
A ｢嫌｣
LH ｢……｣
ｽｯ
A ｢！｣
顔を俯かせていると、ルハンさんの手が私の頬に触れた
A ｢な、何？｣
LH ｢…泣かされたの？｣
A ｢え？｣
そう聞くと、親指で私の涙を拭った
A ｢どうして、そんなこと聞くの？｣
LH ｢好きな人が泣いてたら、普通聞くでしょ｣
A ｢！…泣かされてなんかないよ、私が勝手に泣いただけ｣
LH ｢…でも、アイツが泣かせる理由作ったんじゃねーの？｣
A ｢…ニョル君は関係ない｣
LH ｢……そうか｣
A ｢……｣
LH ｢……｣
A ｢戻ろっか｣
LH ｢おう…｣
戻ろうと思い立ち上がると
ｻｯ ギュッ
A ｢！！｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 229人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
NATZU(プロフ) - ひめさん» 移行しました！ぜひ読んでください！ (2020年7月6日 20時) (
レス) id: 07ed262c9a (このIDを非表示/違反報告)
ひめ(プロフ) - NATZUさん» ずっとまってます！！長く続いてくれて本当に嬉しいです……（ ; ; ） (2020年7月5日 23時) (レス) id: 9491740ad7 (このIDを非表示/違反報告)
NATZU(プロフ) - ひめさん» ひめさんのコメント読んで、作者が泣いてます！！すぐに移行できなくてすみません、もう少しお待ちください！ (2020年7月5日 1時) (レス) id: 07ed262c9a (このIDを非表示/違反報告)
ひめ(プロフ) - NATZUさん» NATZUさん〜（ ; ; ）ついににょるくんがサボりのお誘い……！！！！嬉しすぎて泣いてます、、 (2020年7月3日 19時) (レス) id: 9491740ad7 (このIDを非表示/違反報告)
NATZU(プロフ) - りんさん» ありがとうございますm(__)m (2020年7月1日 15時) (レス) id: 07ed262c9a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：NATZU | 作成日時：2020年5月12日 20時
