32. 一目惚れと笑顔 ページ32
CY ｢助けてくれたお礼です｣
A ｢でも、早く帰って体温めた方が…｣
CY ｢大丈夫です。着替えましたし｣
A ｢…ありがとう｣
CY ｢いえ｣
ｻｯ ﾄﾝﾄﾝ ｶﾁｯ
ｻｯ ﾄﾝﾄﾝ ｶﾁｯ
ｻｯ ﾄﾝﾄﾝ ｶﾁｯ
CY ｢あの、ずっと疑問に思ってたことがあるんですけど…｣
A ｢何？｣
CY ｢僕のこと、どうしてニョル君って言うんですか？｣
A ｢他の人と違う、特別な呼び方がしてみたかったからかな｣
CY ｢そうですか…｣
A ｢嫌だった？｣
CY ｢いえ、そういうわけでは。ただ、珍しい呼び方なので気になって｣
A ｢そっか｣
作業を進めること30分…
A ｢終わった〜！！｣
CY ｢お疲れ様でした｣
A ｢お疲れ、ニョル君！ありがとう。一人だったらもっと時間かかってた｣
CY ｢役に立てたみたいで良かったです｣
A ｢じゃあこれ、先生に出しに行ってくる｣
CY ｢僕も行きます｣
A ｢え、でも…｣
CY ｢この量を女の子1人に持たせるわけにはいかないので｣
A ｢ﾄﾞｷｯ！(今、女の子って！)｣
CY ｢行きましょう｣
A ｢う、うん…(///_///)｣
先生にプリントを提出して、2人で歩きながら帰る
A ｢……｣
CY ｢……｣
A ｢…なんか、久しぶりだね。こうやって2人で並んで歩くの｣
CY ｢ですね…｣
A ｢私ね、この並木道でニョル君に一目惚れしたの｣
私は歩く足を止めた
CY ｢え？｣
ニョル君も足を止める
A ｢2年前の春、この道は桜が満開で、すごく綺麗だった｣
CY ｢……｣
A ｢そこで、桜を見上げてるニョル君を見かけた。その姿があまりにも綺麗で、一目惚れした｣
CY ｢……｣
A ｢それからずっと好き｣
CY ｢…僕も、2年前の春にAさんのことを見かけました｣
A ｢え？｣
CY ｢Aさんも桜を見上げてました｣
A ｢そっか〜。まさか、ニョル君に見られてただなんて…。なんか恥ずかしい笑｣
CY ｢僕もです…ﾆｺｯ｣
A ｢！！｣
CY ｢？、どうかしました？｣
A ｢…ニョル君、そうやって笑ってる方がいいよ｣
CY ｢え？｣
ｻｯ
私はニョル君の前髪を上げた
CY ｢！、ちょ…｣
A ｢うん。こっちの方がカッコイイ｣
CY ｢え？｣
A ｢前髪も上げて、メガネも外して。イメチェンしてみれば？｣
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NATZU(プロフ) - ひめさん» 移行しました！ぜひ読んでください！ (2020年7月6日 20時) (
レス) id: 07ed262c9a (このIDを非表示/違反報告)
ひめ(プロフ) - NATZUさん» ずっとまってます！！長く続いてくれて本当に嬉しいです……（ ; ; ） (2020年7月5日 23時) (レス) id: 9491740ad7 (このIDを非表示/違反報告)
NATZU(プロフ) - ひめさん» ひめさんのコメント読んで、作者が泣いてます！！すぐに移行できなくてすみません、もう少しお待ちください！ (2020年7月5日 1時) (レス) id: 07ed262c9a (このIDを非表示/違反報告)
ひめ(プロフ) - NATZUさん» NATZUさん〜（ ; ; ）ついににょるくんがサボりのお誘い……！！！！嬉しすぎて泣いてます、、 (2020年7月3日 19時) (レス) id: 9491740ad7 (このIDを非表示/違反報告)
NATZU(プロフ) - りんさん» ありがとうございますm(__)m (2020年7月1日 15時) (レス) id: 07ed262c9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NATZU | 作成日時：2020年5月12日 20時
