16. ゲームセンター ページ16
気づくと、その場には私とニョル君の2人だけでミナとベッキョンさんはいなくなっていた
すると
ﾋﾟｺﾝｯ
スマホが鳴った
見てみると
MN: デート楽しんで！ファイティン！
A ｢！？｣
ミナ、わざと二人きりに！？
顔を上げると、ニョル君も同じようにスマホを見ていた
ニョル君も顔を上げて、自然と目が合う
A ｢あ、えっと…｣
CY ｢……｣
ニョル君と二人きりになれるチャンスなんて滅多にない…
せっかくのチャンスだ
勇気を出して誘うしかない！
A ｢にょ、ニョル君！あの…よかったら、2人で回りませんか？｣
CY ｢…ｺｸﾝ｣
A ｢！、ﾆｺｯ。じゃあ、行こ！｣
CY ｢ｺｸﾝ｣
A ｢(やったよ、ミナ〜！！)｣
CY ｢……｣
A ｢どこ行く？｣
CY ｢…あそこ｣
ニョル君が指さしたのはゲームセンター
A ｢OK！行こう！｣
ニョル君の手を掴むと、そのまま引っ張った
A ｢ここ、色々あるんだね。…あれ？ニョル君…いた！｣
後ろを振り向くと、ニョル君がクレーンゲームで遊んでいた
ニョル君に駆け寄ると
ｻｰｯ ｻｰｯ ｶﾞｼｯ ｻｰｯ ﾊﾞﾝｯ
A ｢え！1発！？｣
CY ｢取れた｣
A ｢凄っ！ニョル君、ゲーム上手なんだね！｣
CY ｢得意なだけです｣
A ｢そっか。可愛いね、ヨーダ？｣
CY ｢昔、似てるって言われたことがあって…。その時から親近感が湧くようになったんです｣
A ｢確かに似てるかも。この大きな耳とか｣
CY ｢よく言われます｣
A ｢でも…いいな｣
CY ｢？｣
A ｢特技があって、羨ましい｣
CY ｢…どうしてですか？｣
A ｢え？｣
CY ｢貴方…じゃなくて、Aさんは器用じゃないですか｣
A ｢全然、器用なんかじゃないよ｣
CY ｢？｣
A ｢私、何も持ってないの｣
CY ｢…Aさんは、何も持ってない人なんかじゃありません｣
A ｢え？｣
CY ｢Aさんは、学校中の人に愛されてて、僕みたいな奴にまで話しかけてくれる優しい人です｣
A ｢ニョル君…｣
CY ｢僕を好きになるなんてどうかしてると思いますけど、素敵な人だと思います｣
A ｢どうかしてないよ笑。でも、ありがとう！｣
CY ｢おかしいと思いますよ｣
A ｢おかしくない｣
CY ｢おかしいですね｣
A ｢全然おかしくない｣
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NATZU(プロフ) - ひめさん» 移行しました！ぜひ読んでください！ (2020年7月6日 20時) (
レス) id: 07ed262c9a (このIDを非表示/違反報告)
ひめ(プロフ) - NATZUさん» ずっとまってます！！長く続いてくれて本当に嬉しいです……（ ; ; ） (2020年7月5日 23時) (レス) id: 9491740ad7 (このIDを非表示/違反報告)
NATZU(プロフ) - ひめさん» ひめさんのコメント読んで、作者が泣いてます！！すぐに移行できなくてすみません、もう少しお待ちください！ (2020年7月5日 1時) (レス) id: 07ed262c9a (このIDを非表示/違反報告)
ひめ(プロフ) - NATZUさん» NATZUさん〜（ ; ; ）ついににょるくんがサボりのお誘い……！！！！嬉しすぎて泣いてます、、 (2020年7月3日 19時) (レス) id: 9491740ad7 (このIDを非表示/違反報告)
NATZU(プロフ) - りんさん» ありがとうございますm(__)m (2020年7月1日 15時) (レス) id: 07ed262c9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NATZU | 作成日時：2020年5月12日 20時
