30. お見通しの兄 ページ30
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いつも通り玄関でお出迎えすると、少し驚いた様子のテヒョン
TH ｢…うん｣
一応返事はしてくれたけど、やっぱいつもより素っ気ない、、
靴を脱いで足早に去ろうとするから、急いで引き止める
A ｢あ、あのさ！クッキー作ったんだけど、良かったら食べない？？｣
TH ｢…いい｣
A ｢えっ…あ、そっか。でもせっかく作ったし、テヒョニの分も残しておくね！｣
TH ｢……。｣
すると、何も言わず2階へ上がってしまった
A ｢はぁ…｣
見事に撃沈した私は部屋に戻り、ベッドに座ってスマホをいじっていると
ガチャ
YJ ｢A！！｣
A ｢っ！！びっっっくりした、なんでしょうか？｣
ヨンジュニオッパがいつの間にか帰ってきてたようで、ノックもなしで部屋に突撃される
YJ ｢クッキー、ごちそうさま！｣
A ｢もう食べたの？？｣
YJ ｢うん、Aが珍しく作ったから食べなってオンマが。美味しかったよ♡｣
A ｢珍しくとは失礼な。まあ美味しかったなら良かったよ｣
YJ ｢…でも、Aがほんとに聞きたいのは俺じゃないか｣
A ｢ん？どういうこと？｣
YJ ｢あのクッキー、テヒョニのために作ったんだろ？｣
A ｢なに、あのオンマはどこまで話したの？｣
YJ ｢全部｣
A ｢口軽っ｣
YJ ｢それはAもでしょ〜｣
A ｢…否定できないのが悔しい｣
YJ ｢……A｣
A ｢ん？｣
YJ ｢おいで｣
隣に座っていたオッパがいきなり腕を広げた
A ｢は？｣
YJ ｢ほら、おいで｣
A ｢いや、いいです｣
YJ ｢もう、素直じゃないなー｣
そういうと
A ｢うぉっ！｣
腕を引っ張られ、気づいたときにはオッパの腕の中でした。
……それにしても、自分のリアクションの可愛げの無さにはびっくりだな
A ｢なんでハグ？｣
YJ ｢落ち着くでしょ｣
A ｢………そうでもない｣
YJ ｢笑、もう可愛いんだからAは｣
A ｢ちょっと何言ってるか分からない｣
YJ ｢やっぱり姉弟だから似てるな…笑｣
A ｢……？｣
YJ ｢今みたいに素直じゃないとこ。Aもテヒョニも不器用だからな〜｣
A ｢…うるさい｣
YJ ｢分かってるでしょ？？テヒョニも本当はAが大好きだってこと｣
A ｢どうかな…｣
YJ ｢大丈夫だよ｣
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NATZU(プロフ) - スイさん» 気づきませんでした！💦ご丁寧に教えて下さりありがとうございます！！🙇🏻♀️✨ (8月8日 17時) (
レス) id: d8c21352dd (このIDを非表示/違反報告)
スイ - オリ／フラ外したほうがいいですよ！💦 (8月8日 9時) (レス) id: ffce27e051 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NATZU | 作成日時：2023年6月8日 22時
