12. 再会 ページ12
A ｢うっわ、めっちゃ美人じゃん！てか、部長がデート？…ﾌﾟﾌﾟ━(〃＞З＜)━ｯｯ!!!｣
？ ｢何1人でブツブツ言ってるの？｣
A ｢ん？いや、部長が美人といるから面白いなーって……え！？｣
誰かに話しかけられてることに気づき、勢いよく振り返ると
A ｢！！、ギョンス！？な、何で？｣
そこにいたのは、同級生のド・ギョンスだった
大学時代にベクがバンドを組んでて、ギョンスはそのメンバーだった
高校の時はそうでもなかったけど、大学に入ってからベクと絡むようになった私は、自然にギョンスとも友達になっていった
DO ｢元気？｣
A ｢元気だけど…え？ギョンスだよね？｣
DO ｢そうだよ、笑。相変わらずだね、Aも｣
A ｢な、何でここに？｣
DO ｢何でって、この近くのBARに飲みに行くとこだよ｣
A ｢BAR？…ギョンスがBAR？｣
DO ｢何その、納得いかないみたいな顔｣
A ｢だって、想像つかないんだもん｣
DO ｢じゃあ来る？｣
A ｢え？｣
DO ｢Aも一緒に｣
A ｢でも私、お腹すいた｣
DO ｢作ってあげる｣
A ｢本当？｣
DO ｢うん、だからおいで。会わせたい人もいるし｣
A ｢会わせたい人？｣
会わせたい人が誰なのかは教えてもらえないまま、BARに到着した
A ｢ここ？｣
DO ｢そう｣
A ｢へー、オシャレだね！｣
DO ｢ここのオーナーはこだわりが強いからね｣
A ｢ふーん｣
DO ｢入るよ｣
A ｢うん｣
ガチャ
？ ｢いらっしゃいま、おー！ギョンス！いらっしゃい。あれ？女の子？｣
DO ｢この子、見覚えない？｣
？ ｢え？あ！Aじゃん！！｣
A ｢？…なんだ、チャニョルか｣
CY ｢え｣
DO ｢あれ、ガッカリした？｣
A ｢いーや、嬉しい(*´꒳`*)｣
CY ｢もう、A可愛い〜！｣
A・DO ｢……｣
この騒がしい奴は、パク・チャニョル
ギョンスと同じく、ベクとバンドを組んでいたメンバーの1人で、｢ハッピーウイルス｣と呼ばれるほど明るく元気な性格。
こう言えば聞こえはいいけど、ストレートに言うと、ただのうるさい奴。だけど、器用で才能のあるタイプではあった
A ｢このBARって、もしかしてチャニョルが経営してるの？｣
CY ｢そうだよ！去年の11月にオープンしたばっかり｣
A ｢じゃあ、1年ちょっとか！｣
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作者名：NATZU | 作成日時：2020年12月8日 4時
