地味男とモテ女の恋愛大作戦！？〈３〉

109. 波乱のバレンタインデー！？ ページ9

MN ｢A！もうすぐバレンタインだよ！｣

そう、バレンタインデー♡

今までは、友チョコや家族チョコ、バイト先の先輩達にも渡してたけど、渡す人はそれくらいで…

ありがたいことに貰うことは多かったけど、渡してくる人は、正直よく知らない人ばっかりだった

ニョル君には2年間片思いしてたけど、チョコを渡せる勇気なんてなく、今までは渡せてなかったから

ニョル君に渡すのも、好きな人・彼氏に渡すのも、今年が初めて！

少し不安もあるけど、胸がドキドキしていた



そして、バレンタインデー当日＿＿＿＿＿

｢キャ〜！！｣

｢チャニョル先輩カッコよすぎ！！｣

｢チョコ貰ってくれるかな？♡｣




A ｢何あれ、(๐•̆ ·̭ •̆๐)ﾑｽｯ…｣


MN ｢Aちゃーん、表情管理しっかりー｣


A ｢だって…ﾑｽｯ｣

朝一で渡そうと思ってたのに、学校に来た時にはもうすでに囲まれてたニョル君(彼氏)

MN ｢まぁ、自分の目の前で他の女が彼氏にチョコ渡してたら…こうなるか！｣


A ｢(⑉•̆ ·̭ •⑉)ﾑｽｯ…｣


MN ｢でも結構前から話してたけどなー、他クラスの女子とか！｢わたしぃ、チャニョルくんにぃ、チョコつくってくるんだぁ♡｣みたいな？｣

いかにもぶりっ子な他クラスの女子の真似をするミナ

A ｢知らなかった…｣


MN ｢そっか…。あ、そうだ。A、今年は誰に渡すの？｣


A ｢今年もいつもと同じ感じだよ。家族とミンソク先輩とソンミ先輩とセフン、それからルハンさんにも。あと…ミナ♡｣


MN ｢(*´ ˘ `*)ｴﾍﾍ。私も持ってきたよ、友チョコ♡｣


A ｢はい！作ったから食べて！｣

そう言ってチョコを渡すと、ミナも持ってきたチョコを渡してくれた

A ｢ありがとう！｣


MN ｢こちらこそ〜。ていうか、ルハンさんにも作ってきたんだね｣


A ｢まあね、色々お世話になったし…。ちょっと、不安だけどね｣


MN ｢不安って、渡すのが？｣


A ｢うん、一応元カレだし…。でも、今は全く違う関係で仲良くさせてもらってるから、気にすることないのかもしれないけど…｣


MN ｢大丈夫だよ｣


A ｢え？｣


MN ｢Aからのチョコなら、あの人は絶対に喜んでくれる！｣


A ｢だといいな！ありがとう、ミナヤ｣


MN ｢いいえ〜｣


｢チャニョル君！！これ、頑張って作ったの！受け取って？♡｣






MN ｢彼女持ちだっつーの｣

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