118. ニョル君がおかしい ページ18
A ｢拗ねてるじゃん！｣
LH ｢拗ねてないもん！｣
CY ｢Aさん、僕達も行きますよ｣
A ｢え？｣
ニョル君が私の手を取り、そのまま歩き始める
LH ｢あ、待てよ！｣
その後をルハンさんが追いかけて来てたけど、人が多いのですぐに離れてしまった
A ｢ニョル君！ルハンさんとはぐれちゃったよ！｣
CY ｢……｣
私がそう言っても、無言のまま足を止めないニョル君
A ｢ちょっ、ニョル君ってば！｣
すると、ニョル君が人気のないところで足を止めた
CY ｢別にいいです｣
A ｢え？｣
CY ｢ルハンさんとはぐれても｣
A ｢でも、ルハンさん今頃1人で困ってるんじゃ…｣
CY ｢大丈夫ですよ、迷子にはならないでしょ｣
A ｢そういうことじゃなくて…ルハンさん、あー見えてすごく人気者なんだって。だから、女の子達に囲まれてたりするんじゃないかなって…｣
CY ｢……｣
A ｢それに、ミナ達ともはぐれたみたいだし…。戻ろう！｣
CY ｢……｣
A ｢ほら行こ！｣
ニョルくんの手を掴んで行こうとするが、ニョル君は動かない
A ｢…ニョル君？｣
先から気になってはいたけど、ニョル君の様子がおかしい
CY ｢……ルハンさんのこと、よく分かってるんですね｣
A ｢え？｣
CY ｢先に戻っててください。後から向かいます｣
A ｢あ、ちょっと！｣
それだけ言って、どこかへ行ってしまうニョル君
A ｢どうしたんだろう…？｣
明らかにいつもと違うニョル君に、違和感を感じつつも、ルハンさんやミナ達を探すことに
…しようとしたけど、やっぱり気になる！
私はニョル君を追いかけた
しばらく探していると…
A ｢ん？こんな人気のない場所に階段？｣
大学内の、本当に端の方だと思う
人も来ないような場所に、何故か上へと続く階段が…
不思議に思いながらも、階段を上ってみると
右側に扉があることに気づいた
A ｢？…｣
少し怖かったけど勇気を出して、そっと扉を開けてみると…
A ｢ここって…屋上？｣
？ ｢Aさん？｣
聞き覚えのある声に振り向くと
A ｢ニョル君…｣
CY ｢ここがよく分かりましたね。誰にも見つからない場所だって聞いたんだけどな…｣
A ｢ニョル君｣
CY ｢はい｣
ギュッ
CY ｢！｣
私はニョル君に抱きついた
CY ｢どうしました？｣
A ｢心配してたの｣
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NATZU(プロフ) - りんさん» お久しぶりです！クリスマス特別編、読んでいただきありがとうございます！正直、久しぶりに書いたので、登場人物の特徴を前と同じように書けてるか不安だったのですが、コメントを頂いて安心しました！ありがとうございます！ (2020年12月27日 20時) (
レス) id: 07ed262c9a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ニョルくんとヒロインちゃん少しずつステップアップですねなんか良き良き (2020年12月27日 19時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
NATZU(プロフ) - ひめさん» 最後まで読んでいただきありがとうございました！！番外編は考えているものがあるので、書くことになった時には、また見ていただけると嬉しいです！こちらこそ、沢山コメント頂いてありがとうございました！！ (2020年12月2日 12時) (レス) id: 07ed262c9a (このIDを非表示/違反報告)
ひめ(プロフ) - ついにお話完結したんですね（ ; ; ）最後は二人ともお互いがとても好きなこと確かめられましたね！また番外編などあれば嬉しいです……素敵な作品をありがとうございました！！ (2020年11月30日 20時) (レス) id: 9491740ad7 (このIDを非表示/違反報告)
NATZU(プロフ) - ひめさん» 久しぶりの更新になってしまって申し訳ないです！m(｡>__<｡)m毎日開いて待って頂いてたなんて光栄です、ありがとうございます！(*´ω｀*)ﾉ (2020年11月1日 17時) (レス) id: 07ed262c9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NATZU | 作成日時：2020年9月27日 15時
