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A ｢お待たせ｣
BK ｢おう、じゃあ行くか｣
A ｢うん、行ってくるね！｣
SE ｢行ってらっしゃい｣
A ｢ねぇ、そう言えばなんの聞き込み？｣
BK ｢迷子犬｣
A ｢まだ見つかってなかったの？｣
BK ｢いつもなら、もっと早く見つけられるのに｣
A ｢確かに、オッパ達見つけるの早いよね、コツとかあるの？｣
BK ｢コツ？ないだろ｣
A ｢まぁ、そうだよね｣
BK ｢あ、あの老夫婦に聞いてみよう！｣
A ｢そうだね｣
その日は一日中聞き込みだった、帰り道
A ｢迷子犬探すの、案外大変だね｣
BK ｢だろ？人間じゃないし手がかりがつかみにくい、探すのに一苦労なんだよ｣
A ｢おつかれです｣
その時
A ｢ん？｣
BK ｢どうした？｣
目の前を首輪をつけた犬が通りかかった、特徴からして探している迷子犬と同じ
私は追いかけてみることに
BK ｢あ、おい！どこ行くんだよ！｣
A ｢迷子犬、見つけたかも！｣
BK ｢！！マジで？｣
A ｢多分｣
BK ｢行こうぜ｣
しばらく後を追うと
A ｢あれ？ここ誰の家？｣
犬が、平屋の家がある敷地内に入ってった
BK ｢もしかして、ここがこの子の家なんじゃ｣
A ｢でも見た目とか特徴とかこの写真と一緒｣
BK ｢話聞いてみるか｣
A ｢あ、あっちに人がいる｣
BK ｢すいませーん｣
お婆さん ｢…｣
BK ｢あれ？すいませーん｣
お婆さん ｢まあ、うちに客なんて珍しい、一体なんの御用だい？｣
A ｢実は私たちのペットが最近いなくなってしまって、今探している所なのですが、ちょうどこの家に入っていく犬を見かけて、とてもうちの犬と似ていたのでもしかしたらと思って｣
お婆さん ｢その犬って言うのは、あそこにいる子のことかい？｣
BK ｢あの子です！｣
お婆さん ｢あの子は1週間くらい前からこの家に来るようになって、今は住みついてしまった。首輪が着いてるし飼い主がいると思ってたがお前さん達だったか｣
BK ｢はい、あの…｣
お婆さん ｢なんだね？｣
A ｢連れて帰ってもいいですか？｣
お婆さん ｢もちろん、私は飼ってないよ｣
BK ｢ありがとうございます！｣
A ｢失礼しました！｣
ガチャ
A ｢ただいま｣
BK ｢ただいま｣
事務所に帰ってきて依頼者が犬を引き取りに来て、迷子犬調査完了！
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作者名：NATZU | 作成日時：2019年7月13日 19時
