promise2『壱馬』 (ページ47)

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優里ううん、気にしないで?私達よりAの方が心配だよ…。

Aありがとう…私は大丈夫…でもしばらく学校休む事にするよ…。

優里そっか…わかった…また何かあったら連絡して?学校来るの、待ってるからね!

Aありがとう。

それだけ送ってAは携帯を閉じ、コンビニの袋を開けた

｢……よし………もぅヤケ食いだっ。｣

Aは袋から大量のお菓子やスイーツを出し、テーブルに並べて一つ一つ開けていき、パクパクと食べ始めた

｢…………っ……バカ………壱馬のバカ…っっ。｣

Aはお菓子を食べながら涙を流した

何だかんだ買ってきたお菓子を全て食べ切ってしまい、Aは再びベットに横になり目を瞑った

｢……はぁ…食べすぎた…。｣

ｶﾞﾁｬｯ

母｢ただいまぁー。｣

そんな事をしているうちに母が帰ってきた

｢……はぁ…。｣

Aはため息をついてベットから起き上がり、リビングへ向かった

ｶﾞﾁｬｯ

｢お母さんおかえり…。｣

母｢あら、寝てたの？すぐにご飯の支度するからね。｣

｢あ…ごめんお母さん……今日ご飯いらない…。｣

母｢あら、どうしたの？体調でも悪いの？｣

｢う、うん……ちょっとね………。｣

母｢あらそう…残念ねぇ…今日はAの好きなフィットチーネのパスタなのに…。｣

｢ごめんね………。｣

母｢ううん、これはまた明日にでも作ればいいわよ！気にしないでいいわよ。ﾆｺｯ｣

そう言って母はご飯の準備を始めた

｢……………それとね…お母さん……。｣

母｢んー？｣

｢……壱馬と別れたから…。｣

母｢…え………？｣

｢……壱馬と……別れたよ…。｣

母｢……なにか…あったの…？｣

母は支度していた手を止めてAの側へ行った