promise2-37 ページ38
そう言って壱馬はAを抱きしめた
「壱馬…。」
壱馬「ん?」
「…離れないでね……?」
壱馬「ふっ…離れねぇよ…ずっと傍に居るから。ニコッ」
「ふふっ…ありがとう。ニコッ」
そして2人は同じ布団でしばらく過ごした
それから2人は毎日幸せな時間を過ごし、気づけば壱馬がAの家に来てから半年がたった頃
壱馬の両親が大阪に帰ってくると連絡があった
「壱馬帰っちゃうんだね……。」
壱馬「なんだ?寂しいのか?笑」
「そりゃ…ずっと一緒に居たんだもん……寂しくないわけないよ…。」
Aはそう言って俯いた
ポンッ
壱馬「またいつでも会えるだろ?家にも泊まりに来たらいいし。笑」
壱馬はAの頭に手を置いてそう言った
「う、うん…。」
そして壱馬は自分の家へ帰っていき
壱馬が家に帰ってから寂しかったけれど、壱馬はそんな私の気持ちを知ってか毎日夜には電話をかけてくれた
学校では皆とお昼ご飯を食べたり
放課後、たまに壱馬と2人でクレープを食べながらショッピングをしたり
休みの日には遊園地や水族館に行ったり
Aの誕生日の日、お揃いの指輪をプレゼントしてくれたり
壱馬の家へ泊まりに行って、2人で朝までゲームしたり
時にはちょっとした事でケンカしたりもしたけど、楽しい毎日を過ごしていた
そしてあっという間に私達が付き合って1年がたった
この何気ない毎日が
この幸せが
ずっと続くと思っていた
これからも
ずっと一緒に居れると思っていた
あの日が来るまでは………。
279人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
つぐみ(プロフ) - めちゃくちゃいい話ですね!続き楽しみに待ってます!! (2020年10月31日 18時) (レス) id: 4c4e67fc23 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:龍 | 作成日時:2020年10月24日 3時