promise2-23 ページ24
「んーっと……まず保険証と……保険証と一緒にお薬手帳も入ってると思う……。」
壱馬「ん、わかった………………こんなけか?」
「うん……お金はあるから大丈夫……。」
壱馬「ん…よし…じゃあ行くか……立てるか?」
「うん……。」
そう言ってAは立ち上がり歩こうとするが、足がふらついていた
壱馬「……A、手貸せ……ん。」
ふらついた足で歩こうとするAに壱馬は手を差し伸べた
「う、うん……ごめんね…。」
壱馬「気にすんな…俺にも責任ってのがあるから。笑」
壱馬はAを支えながら階段を降り、家を出た
ガチャッ
壱馬「ん、戸締りはおっけー。」
「ありがとう壱馬…。」
壱馬「気にすんなって言ったろ?笑」
そして壱馬はAの歩くペースに合わせてゆっくり歩き始める
「っ…コンッコンッ…コンッコンッ。」
壱馬「A…ん、乗れ。」
ふらつきながら歩くAを見て壱馬がAの前に背中を見せながらしゃがみこんだ。
「え……で、でも…。/////」
壱馬「いいから、早く乗れ。」
「………ありがとう。/////」
Aは壱馬の背中に乗り、壱馬はAをおんぶしながら歩く
「か、かずま……重いでしょ…?やっぱりいいよ?/////」
壱馬「こんなの道場で持つダンベルより軽いから大丈夫。笑」
「っ…/////」
Aはそこから一言も口を開かず、あっとゆう間に病院に着いた
病院へ入り、受付を済ませてしばらくしてから名前を呼ばれてAは診察室へ入っていった
ガラッ
「ありがとうございました。」
しばらくしてAが診察室から出てくる
壱馬「どうだった?」
「ただの風邪だって…薬飲んで安静にしてたらすぐ治るって…。」
壱馬「そっか…悪ぃな…俺の風邪うつしちまって。」
「ううん、壱馬のせいじゃないよ?私が勝手にしたことだから。笑」
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つぐみ(プロフ) - めちゃくちゃいい話ですね!続き楽しみに待ってます!! (2020年10月31日 18時) (レス) id: 4c4e67fc23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:龍 | 作成日時:2020年10月24日 3時