赤い羽根『HIGH&IOW』3 ページ45
リキ「んー？かわい子ちゃんﾆｺｯ」
カズ「てめぇ俺より先に女作りやがったらしばくかんな」
ユウ「カズに同意」
リキ「そんな振られたからって……」
ﾊﾞｷｯ
リキ「いってぇぇぇ!!!!!!何すんだよカズ!!!」
カズがリキの腹を殴った
カズ「誰が振られただぁ？あぁ？」
「あーあ、余計なことゆーから笑」
リキ「Aー助けてー!!!」
「リキが悪い笑」
そう言ってAはキッチンに居る右京の所へ行った
「右京、手伝うよﾆｺｯ」
右京「大丈夫なのか？」
「ん、大丈夫ﾆｺｯ」
右京「んー……じゃあネギ切ってくれるか？」
「了解ﾆｺｯ」
ﾄﾝｯﾄﾝｯﾄﾝｯﾄﾝｯﾄﾝｯﾄﾝｯﾄﾝｯﾄﾝｯﾄﾝｯ
Aは頼まれた通りネギを切っていく
左京「は、はえぇ……」
加藤「こりゃ左京も負けるっつーのは納得だな笑」
左京「ぅ、うるせぇ!!!」
そんな会話をAは無視して次々とこなしていく
「ょしっできたぁﾆｺｯ」
右京「お、サンキュﾆｺｯ」
「次はー？」
右京「だいぶ手伝ってくれたからもぅねぇな、ゆっくりしとけ笑」
「ん、わかった笑」
そう言ってAは日向の隣に座った
それからいつものようにご飯を食べてお風呂に入り、日向に抱きしめられながら眠った
それから定期的に検査に行きながらも半年がたった頃、お腹も大きくなり、今日も検査の日
「おはよーﾆｺｯ」
カズ「おぉ、おはよﾆｺｯ」
左京「今日も検査の日だろ!?!?」
加藤「腹でけぇもんなぁ!!!」
「ん、今日も検査だよﾆｺｯ」
Aは上着を羽織る
日向「………」
それに続き、日向も上着を羽織る
「ぇ…？」
日向「病院で法被はやべぇだろ」
「…一緒に行ってくれるの…？」
日向「…行くぞ」
そう言って日向は先にリビングから出ていく
「ぁ、ちょ、ちょっと待ってよー!!!」
右京「行ってらっしゃい笑」
左京「気おつけてなー！」
加藤「走るなよー！」
「は、はーい！行ってきまーす!!!」
そう言ってAは日向の後を追う
「ちょ、待ってよー…」
日向「あ？あぁ」
「……紀久…ありがとうﾆｺｯ」
日向「あぁ」
そして私達は産婦人科へ歩いて向かう
中に入るといつものように女性や旦那さんがいた
「紀久、そこ座ってて？」
日向「おぉ」
Aは受付に行き手続きを済ませ、日向の隣に座る
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作者名：龍 | 作成日時：2018年10月5日 22時
