赤い羽根『HIGH&IOW』3 ページ34
マイティーの足長女とやり合ってから1ヶ月が経ったある日、私達は広間で遊んでいた
カズ「そう言えば最近山王街が荒れてるみたいだな」
「は？なんで？」
リキ「俺らが居なくなったからじゃねぇの？LASTが消えたらそりゃあ好き勝手し放題だからな」
ユウ「…クズばっかだな」
「………」
カズ「まぁ、コブラ達がいるから大丈夫だろ」
リキ「んーそだなー」
ユウ「だな」
「…………」
そう言って私達はいつも通り過ごした
そして2日が経った日
リキ「A!!!」
カズ「リキうるせぇぞ」
ユウ「そんな焦ってどうしたんだよ」
凄い勢いで広間に入ってきたリキ
左京「うるせぇ」
日向「…………」
「どしたの？」
リキ「山王街が大変な事になってる!!!コブラ達も向かったけど、相手が多すぎる!!!!!!」
「大変な事ってまずなにが起きたわけ？」
リキ「山王街でチンピラ共が暴れて、めちゃくちゃなんだよ!!!軽く100は居るぞ!!!」
カズ「……」
ユウ「……」
「…………100か…どうってことねぇな…ﾆﾔｯ」
左京「日向、どうする」
日向「……これはアイツらのケンカだ、達磨は関係ねぇ」
「……」
Aは何も言わずに立ち上がり部屋から出ていく
カズ「……よいしょっと」
リキ「…………」
ユウ「……」
それに続きカズ達も部屋から出ていく
Aは部屋に戻りジャケットを羽織って廊下へ出る
ｶﾞﾗｯ
「っ!?!?」
カズ「なーにっ人で行こうとしてんだよ笑」
リキ「俺達も行くっつーの笑」
ユウ「水くせぇぞ笑」
廊下にはカズ達がジャケットを羽織って立っていた
「…ふっ笑……行くか笑」
カズ「おぅ笑」
リキ「へーい笑」
ユウ「あぁ笑」
そう言って私達は外へ出ると
シュン「Aさん!!!俺らも行きます!!!」
「っっ…シュン…」
外にはLASTのジャケットを羽織ったメンバー達が居た
シュン「チンピラなんて蹴散らしちゃいましょうよ!!!ﾆｺｯ」
「っっ……わりぃなﾆｺｯ」
そう言って私達は山王街へ向かった
久しぶりに集まったLASTメンバー150人は商店街の道を埋めつくしていた
チンピラ1「おらぁ!!!!!!」
チハル「っっ!!!」
ﾊﾞｷｯ!!!
チハル「ぇ…？」
チンピラ2「ごらぁ!!!」
ダン「っっ!!!!!!」
ﾊﾞｷｨｨｨｨｯ!!!!!!
ダン「は…？」
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作者名：龍 | 作成日時：2018年10月5日 22時
