赤い羽根『HIGH&IOW』3 ページ22
カズ達がバイクを走らせてAの所へ来る
カズ「大丈夫か!?!?怪我してねぇか!?」
「ふふっ笑、大丈夫だよ笑」
リキ「カズ心配しすぎ笑」
ユウ「もぅ親じゃねぇかよ笑」
カズ「うるせぇ!!!笑」
「カズ、ほんと大丈夫だから笑」
雅貴「お兄ちゃんも心配…」
「ぇ？笑」
広斗「とか言って一緒にここまで来たじゃねぇかよ」
雅貴「いや、心配だからこそ一緒に居たんだぞ!?!?」
広斗「…普通逆だろ」
雅貴「広斗くん？お兄ちゃんをいじめない!!!」
広斗「事実だろうるせぇな」
雅貴「お兄ちゃんに向かってうるさいとはなんだ!!!」
「はいはい雅貴やめな？笑」
広斗「おぃA、やめとけ…雅貴と話すと妊産するぞ」
雅貴「広斗くん…？ｲﾗｯ」
「ぷっ…あははは!!!笑」
広斗「笑い過ぎ…笑」
カズ「……笑」
「あ！広斗！全て終わったら私に言いたいことあるんじゃなかった？」
広斗「…………」
広斗はバイクから降りてAの前に立つ
「…???」
ﾁｭｯ
「っ…!?」
リキ「ぇっ!?!?」
ユウ「…っ!?!?」
カズ「っっ!?!?」
雅貴「…ぇ…!?」
九十九「…あーあ…」
琥珀「………」
突然唇に触れた感触に頭が真っ白になったA…広斗がAに口付けているのを見て皆が驚く
唇が離れて
「………広斗…??」
広斗「こうゆう事だ」
「……へ…？」
カズ「ちょ…広斗さん!!!」
広斗「…ふっ…」
鼻で笑った広斗はサングラスをかけてバイクに跨る
広斗「カズ、油断すんなよ…日向にも伝えとけﾆﾔｯ」
琥珀「行くぞ」
そう言って広斗と琥珀達は走っていった
雅貴「またな!!!」
広斗達を追って雅貴も走っていく
「……………今…何が起きたのかわかる人………いる？」
カズ「………広斗さんにキスされた…」
リキ「………宣戦布告的な事言われた…」
ユウ「………大胆だった…」
「………私一瞬だけ記憶喪失になっちゃったみたい…」
ユウ「……帰ろっっ…か」
リキ「…だな…」
カズ「……」
「…ねぇ…カズ」
広斗達が見えなくなってからもずっとその方を見ていたAがカズの方へ振り向く
カズ「ん？」
「……ごめん…私やっぱり……」
カズ「っっ……」
「私やっぱり日向が好き…日向の傍に居たい…」
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作者名：龍 | 作成日時：2018年10月5日 22時
