赤い羽根『HIGH&IOW』3 (ページ18)

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赤い羽根『HIGH&LOW』3 ページ18

そしてRascals、鬼邪高校、達磨一家達が皆準備をし始める

カズ「A、日向と話してこいよ…」

「……え？」

カズ「今回の喧嘩は怪我だけじゃすまねぇかもしれねぇだろ…ほら、行ってこいよ」

「……ぅん…」

そう言ってAは日向達の方へ歩いていく

左京「おぉA」

加藤「どした？」

日向「……」

「ちょっとね…紀久…」

日向「あぁ？なんだ」

「…無事で居てね…」

日向「…ふっ…当たりめぇだろﾆﾔｯ」

左京「大丈夫だ、俺達は九龍ごときに負けねぇよﾆﾔｯ」

加藤「なんべんでも起き上がるのが達磨だﾆﾔｯ」

「…ふっ…そうだね笑」

日向「おぃ」

「ん？」

日向「これが終わったらお前を連れ戻しに行く、それまであいつとケジメつけとけ」

「…ぇ…？」

日向「俺はてめぇと別れるとは一言も言ってねぇぞ？ﾆﾔｯ」

「っ…紀久…」

日向「A」

日向が車から降りてAの前に立ち、Aの頬に手を添える

「っっ…////」

日向「俺はてめぇを離すつもりはねぇぞ？」

「っ…///」

リキ「Aー!!!準備出来たぞー!!!」

そう言ってリキはAを呼ぶ

「あ、うん……じゃあね笑」

左京「またな!!!」

加藤「ﾀﾋぬんじゃねぇぞ笑」

「ﾀﾋなねぇよ笑」

日向「てめぇ無事で帰ってこなかったら覚えてろよﾆﾔｯ」

「……誰に言ってんだよ笑」

そう言ってAはカズ達の所へ戻る

日向「……」

カズ「……」

ユウ「おぃ…カズ…」

Aがこっちに向かって歩いてくる間ずっと睨み合っているカズと日向を見てユウが話しかける

ユウ「カズ、行くぞ」

カズ「……おぉ」

「ララー！後ろ乗りなー？」

ララ「ぅん!!!」

私達はララを後ろに乗せて検査場に向かった

しばらく走り検査場についた

ララ「中は女だけだから、私が行く」

「ララ、気おつけなよ？」

コブラ「大丈夫なのか？」

ララは頷いて中に入っていった

「…コブラ…」

コブラ「なんだ」

「私…間違ってないよね…？」

コブラ「…??」

「カズと居て幸せなのは確かなんだけど…でもやっぱり…」

コブラ「…お前の気持ちはお前しかわからない…後悔しないように進めばいい」

コブラの言葉で気持ちが軽くなった

「そうだね…ありがとうﾆｺｯ」

コブラ「あぁ」