赤い羽根『HIGH&IOW』3 (ページ16)

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赤い羽根『HIGH&IOW』3 ページ16

タケシ「…俺達は諦めない…スモーキーは言ってた…今の俺達なら…どこでだってやって行けるって…お前達なら大丈夫だ…この街で学んできたろ…？

絶対に諦めるな…お前達はいつだって…誰よりも高く飛ぶんだ……………家族を傷つけるものは許さない……俺達は…スモーキーの意思を受け継ぐ……だから絶対に諦めない」

RUDEユウ「おぉ」

琥珀「…コブラ…九龍の下っ端やったところで…何も変わらねぇ」

コブラ「……そんな事はわかってんっすよ…分かってっけど……ムリなんっすよ………もぅ拳だけじゃ解決できねぇ…琥珀さん……どうしたら九龍を潰せるんっすか……」

コブラは涙を流しながら琥珀にそう言った

その時はもう既にRascals、鬼邪高校、達磨一家が九龍に潰されていた

その時

シュン「Aさ…ん…」

そこには血まみれになったLASTの奴らがいた

「てめぇらっ!!!!!」

カズ「っ!?!?」

リキ「おいてめぇら、それどうした!?!?」

ユウ「っっ…シュン、大丈夫か？」

そう言って私達はLASTの奴らに駆け寄る

シュン「……九龍…がっ…」

「っっ…!!!」

カズ「っ…」

リキ「っ…わかった…いいから休め…」

ユウ「………」

広斗「…LASTにまで来やがったか…」

雅貴「…もぅあいつら命ねぇぞ…」

カズ「……A」

リキ「…許せねぇ…」

ユウ「…A、俺達はもぅ覚悟は出来てる…」

LASTの奴らを腰を落としながら見るAにカズ達がそう言った

「っっ……コブラ…」

そう言って立ち上がったAの拳は怒りと悔しさで震えていた

Aはコブラの方へ歩いていき、コブラの前で立ち止まる

「…私達はいつでも大丈夫だ」

雅貴「A、危ないだろ…」

「私はLASTの頭だ…頭としてこいつらの敵は私がとる…大切な仲間やられて黙ってられるほど私は優しくない…どれだけ殴られても…どれだけ刺されても、私はこいつらの為に何度だって立ち上がってやる…こんな事されて逃げるようなちっちぇ覚悟で頭やってんじゃねぇんだよ」

広斗「…ふっ笑、お前らしいなﾆﾔｯ」

シュン「Aさん…っ…」

雅貴「…心配だ…」

カズ「雅貴さん、Aなら大丈夫っすよ!!!LASTの頭っすから」

雅貴「…カズ…Aの事頼んだぞ？」

カズ「はいっ」

いよいよ始まる…九龍だろうが何だろうがLASTに手を出した奴は容赦なく潰す…