promise4『壱馬』

promise4-9壱馬side ページ10

北人｢壱馬？どうした？｣









RIKU｢ラスト1曲終わってからなんかイライラしてない？｣









Aの隣に居た男に苛立ちを隠せない俺に2人が話しかけてきた









｢あ、いや…大丈夫っす…。｣









北人｢そう言えば壱馬、最後の曲で一人の女の子に笑いかけてたでしょー？笑｣









｢っ…。｣









RIKU｢あー！確かに！｣









北人｢なにー？あの子知り合いだったの？笑｣









｢………まぁ…そんなとこ…。笑｣









そんな話をしながら俺はAの事ばかり考えていた









そしてライブ終わり、メンバーと飲みに行き
俺は夜遅くに帰宅した









ｶﾞﾁｬｯ









家に入り、俺はすぐに服を脱いでお風呂へ入った









｢ふぅ……今日も疲れた…。｣









お風呂から上がった俺はソファーに座り、携帯を開いた









A………もしかして今日居た男は彼氏か……？









いやでも…俺があげたネックレス付けてたし……









｢…あぁーもう……わけわかんねぇ…。｣









そう呟いた俺はインスタを開き、Aを検索した









すぐ見つかるわけねぇよな……。









そう思いながらも画面をスライドしていく









｢………あ………居た…。｣









見つけちまった……









｢つーかこんな分かりやすい名前で登録してたらすぐ見つかるわな…。笑｣









そう言って俺はAのプロフィールを開ける









｢……鍵ついてねぇし…。笑｣









そう思いながら俺はスライドしていく









｢あ………今日のライブの事書いてる…。｣









Aのプロフィールを見ていくと1番上の投稿に今日のライブの事を書いていた









｢……楽しかった………か…………。｣









その投稿にはこう書いてあった









1月7日
今日は会社の子に誘われて人生初のライブに行きました

大きなステージを見た瞬間びっくりしたけど、楽しかったです




あの人も、今までずっと私の知らないところで頑張って来たんだろうなぁ…

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