promise4『壱馬』

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レストランでの食事を終えた私と海成はレストランを出てエレベーターを待っていた









｢……海成…あの…。｣









海成｢ん？｣









｢…大切な話があるの……。｣









ﾁｰﾝｯ









そう言った瞬間、タイミング悪くエレベーターが到着し、私と海成は誰も乗ってないエレベーターに乗った









海成｢…話って？｣









エレベーターに乗り込み、扉がしまった瞬間
海成がそう言った









｢…うん…あのね……。｣









海成｢…？｣









｢……私やっぱり壱馬の事忘れられないの…。｣









海成｢っ…。｣









｢…だから…私とー｣









別れて下さい…。そう言おうとした時、エレベーターが1階に付き、扉が開いた









｢……車戻ってから続き話すね…。｣









そう言って私はエレベーターを出ようとすると海成に腕を掴まれ、足を止めた









｢……海成…？｣









海成は私の腕を掴んだまま、エレベーターのボタンを押した









エレベーターの扉が閉まり、上へ上がっていく









｢え…か、かいせい…？どこ行くの……？｣









海成｢……。｣









そう尋ねるも海成は黙り込んだまま私の手を強く握っていた









ﾁｰﾝｯ









｢えっ…ちょっ…！｣









エレベーターの扉が開くと同時に海成は私の手を引いて歩き出した









｢ねぇ！海成っ！｣









少し声を張ってそう言うも
海成は止まってくれず、そのまま私はホテルの部屋に連れて行かれた









ｶﾞﾁｬｯ









ﾊﾞﾀﾝｯ









ｶﾁｯ









私を部屋に入れ、海成は部屋の鍵を閉めた









｢っ……か…いせい…？｣









海成｢……。｣









鍵を閉めた後、扉から動かなかった海成は
Aの言葉にゆっくりと振り返り、Aの元へ歩いてくる









｢え……ど、どうしたの…？…なんか怖いよ…。｣









少しずつ近ずいてくる海成から離れようと私は一歩二歩と後退りする









海成｢……行かせねぇ…。｣









｢…え…？…。｣









海成｢…あいつのとこなんか…ぜってぇ行かせねぇ…。｣









｢っ…な…に…言って……。｣









海成｢……。｣









｢…っっ！｣









海成から離れようと後退りした私は後ろにあったベットに尻もちを着いてしまった









｢っ……か、かいせい…落ち着いて話そ…？｣

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