六つ子とヤンキーガール【おそ松さん】

洞窟4 ページ46

殴りかかってきた男は１つ１つの拳が重い


重い分、よけやすいそれを１つずつわざとギリギリでかわす



ギリギリでかわすので当たると思い切ってる男は必死に何度も何度も拳を突き出す



六つ子で言うと、カラ松タイプかな？


いや、









「....もっと弱い」




冷めた目でそう言って、力を最大に込めた拳を突き出す


その瞬間男は洞窟の壁まで吹き飛ばされ、気絶した






お「うわ、馬鹿力...」





ははっと笑いおそ松さんは拍手した




カ「Aも俺たちと変わらないぜ？」



そう言って、震えている女の子2人に大丈夫かい？カラ松girl。と声をかける


はてなマークを浮かべながらも、パニック状態のその子達は立ち上がる




君たち可愛いね！名前なんて言うの？と言うおそ松さんをほっといてカラ松と並んで歩く



「はぁ、旅行先でくらい喧嘩さけたかったな...」



そう呟くと




カ「フッ、俺はパワフルガールも嫌いじゃないぜ？」



と笑った



なに言ってんだよ、と思ったが突っ込まないでおく





そんなこんなで、みんなのところに戻った





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十「ねぇねぇねぇねぇ！！

なにしてたのー！！！？」



探したんだよーと笑い、砂で作った巨大ヒジリサワショウノスケをポンポンっと叩く


ザザーっ


叩いたせいで崩れてしまったヒジリサワショウノスケを見ながら、とっつぁーーーーんと叫んでいる



なんだよ、どういうキャラなんだ
ツッコミかたわかんねーよ


と眉間にシワをよせながら十四松を見る



あれ？トド松とチョロ松がいない

キョロキョロと辺りを見回すと


一「2人は先にホテルに戻ったよ」


綺麗に作りあげた城をみて満足そうな顔をした一松は呟いた


まぁ、私に背中を向けてるから顔は見えないんだけど...


お「じゃーみんな、戻るかー！」



そう叫んだおそ松さんにみんなはおーっ！とついていった









すっかり暮れてしまったオレンジ色の空が映る海はすごく綺麗だった

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