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冬哉side
次の日。
起きたのはいいが、することがなさすぎる。
海くんの部屋に行きたいけど海都さんが止めるし。
なにしようかなー。
今頃みんなは授業中かー……。
「冬哉くん、篠崎琴音さんが来られてるよ。」
「あ、はい！」
琴音さん来てくれたんだ。
「久しぶりだね、冬哉くん。」
「久しぶりですね、琴音さん。」
琴音さん、今日は大学ないのかな？
「あ、大学のことは気にしないで。今日はお休みだから。本、持ってきたよ。」
「大学休みなんですか。あ、本ありがとうございます！」
琴音さんが出してくれた本は小説だった。
分厚くもなく、薄くもなくみたいなちょうどいい大きさ。
「あ、さっき空学園の先生に会ったよ。じきに来ると思う。」
「あ、そうなんですか。」
ちなみに琴音さんは空学園の卒業生。
「私、もうすぐ用事があるから帰るね。ごめんね、短い時間しかいれなくて。」
「全然大丈夫ですよ。本、ありがとうございます。」
琴音さんは笑って手を振って出て行った。
本、読むの楽しみだなぁ。
少しすると琴音さんの言っていた通り、生徒会担当の海田先生が来られた。
「雨宮、大丈夫か？」
「大丈夫です。特になにもないですよ。」
海田先生は俺がそう言うと息を吐いた。
「詳しくは聞かんが、大丈夫ならよかった。」
「はい。早く学校に行けるように頑張ります。」
海田先生は少し困ったように言った。
「体育祭は明後日だが、無理はするなよ。」
「はい。行けそうなら行きます。」
体育祭、行けたらいいな。
「今日の放課後杉田先生が来られるそうだ。明日は新宮先生も来られる。」
「わかりました。」
杉田先生、新宮先生か。
いろんな先生が来られるなぁ。
「それじゃ、そろそろ時間だから帰らせてもらうな。」
「はい。わざわざ来ていただいてありがとうございます。」
海田先生は頷いて出て行った。
さてと、俺は琴音さんにもらった小説でも読もう。
「冬哉くん、本あげる。」
「ありがとうございます。」
海都さんにも本をもらった。
琴音さんにもらった本が終わったら読んでみよう。
琴音さんにもらった方は外国の本が翻訳されたやつでファンタジー系。
海都さんにもらった方は日本人が書いたやつで学園系。
どっちも面白そうだなぁ。
俺は琴音さんにもらった本を読み始めた。
今日中に全部読めるかな？
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夏夜桜 - 夢華さん» 面白いんですか？ありがとうございます！更新頑張ります。 (2019年1月9日 22時) (
レス) id: dbd4689f32 (このIDを非表示/違反報告)
夢華 - とっても面白いですね！更新楽しみにしてます！がんばって下さい！ (2019年1月9日 18時) (レス) id: ceff9b5b24 (このIDを非表示/違反報告)
夏夜桜 - 更新頑張りますね！何かあったらコメント欄に行かせてもらいます。設定ありがとうございました。 (2019年1月8日 21時) (レス) id: dbd4689f32 (このIDを非表示/違反報告)
大手裏剣(プロフ) - 購入ありがとうございました。応援しています！更新頑張って下さい。なにがあればご連絡下さい。 (2019年1月8日 21時) (レス) id: 930f4adcc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏夜桜 | 作成日時：2019年1月8日 20時
