【 IDOLiSH7 】涙が溶けて消える前に【 男主 】

第20話「 収録 」 ページ22

【 A Side 】


何か俺は別の所から入るっぽい。

というのも俺の事を今回の収録のメインってしてくれるらしいからちゃんと紹介されてそれから出されるらしい。

だからこうしてセットの後ろで待機。

私服で行こうとしたのにメイクさんとかに呼び出されてすげえかっこいい服着せられて髪の毛も整えられた。うわ、慣れねえ。

メイクさんに綺麗な肌ですねー♡とか
服選んでくれてる人がAくん何でも似合うねー♡とか
スタッフの人がAくんやっぱり生で見ると雑誌の何百倍もかっこいいねー♡とか

褒められてるんだろうけど、
褒められてるんだろうけどムズムズする。

なんでだろーなってそうこうしている内に
始まったっぽくてセットの向こう側にいる
TRIGGERとIDOLiSH7がオープニング用の会話をしてた。


大和「 お兄さん其のアイドルのファンなのよ 」


とか途中でメガネがほざくから観客の女達がリアクションを見せる。


大和「 否皆誰だと思うよ、 」


とか言ってるから多分俺だとは分からないようにしてるんだろ。

あー、あちい。

セットの後ろだから冷房きいてねえの当たり前じゃん。だから何か渡された団扇持って会話を聞いてんの。


陸「 でも！その人すっごいんだよね！ 」

三月「 おうっ！すっげーよな！ 」

ナギ「 ミラクルなイケメーンでース！！ 」

環「 あと運動神経良い 」

壮五「 あれ、なんで環くん運動神経良いって知ってるの？ 」

環「 此の前、その人が踊ってる所見た。 」

陸/三月/ナギ「 羨ましい！ 」

一織「 …僕は声が好きですかね。 」

陸「 一織がデレた？！ 」

一織「 デレちゃ悪いんですか？ 」

大和「 まあまあ落ち着けって… 」

天「 でも僕達TRIGGERが認めるくらいには最高だよ 」

龍之介「 うんうん、何気筋肉もついてるよ！ 」

楽「 なんで知ってんだよ… 」

龍之介「 この間偶然見かけてその時にこう、シャツぐいって上げて顔の汗拭いてたんだ。バイト中だったのかな？腹筋割れてて腕まくりもしてたから凄いなって、 」

楽「 そうなのか、 」






何あの子達すげえおれのことしってる
俺もてもてー(裏声)


陸「 それではでていただきましょう！ 」

天「 今話題の新人、Aさんです。 」

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