紅一点 ふんわり愛され系人外少女

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怖がる剣持を宥めるように
後ろにいた朱夏が前に移動する。
朱夏が剣持に肩を掴ませて加賀美が1番前を歩く。



kid「普通にこえーよ！もちさん！
もちさんー！先頭の人誰だよー！？」


kgm「いやまぁまぁ こわいぞ！これ…！

めっちゃこわい！」



メンバー5人は、
ゆっくりと歩きながら部屋を後にする。

目隠しをさせられ、一体、どこに連れて行かれるのか?






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まもなく どこかに…


到着



knmc「結局どこなんだよ…」


fw「暑いんですけど！」
kid「日差しが…」


『暑いね！暑いね〜！』


kgm「めっちゃ元気ですね、朱夏さん。」



これ以上、剣持の機嫌を損ねない様に
朱夏は剣持の隣で頭を撫でたり手を握ったりと
頑張って癒している(？)。

すると、
長い道なりを終えたのかスタッフが声をかける。



スタッフ《 お待たせいたしました
それでは目隠しを外して下さい 》


『はい！みんなせーので取ろうね！』


knmc·kgm·fw·kid「『 せーの！ 』」



目隠しを外し眩しい光の中見えた景色は…



knmc·kgm·fw·kid「あっはっはっはっはぁっww」


『凄ーい！』



漁船が並ぶ海！！！



knmc「いや、めちゃめちゃ海じゃねぇかよ！」


kid「おい…海の透明さが違うって！」


『きれい〜！』


kgm「想像どおり…！」



スタッフ《 じゃあ…乗りましょっか？ 》


kgm「“ じゃあ ” じゃなくて！」


fw·kid「乗る！？」


knmc「何に？」


『刀也くん！船！船があるよ！』



朱夏が視界内で1番近くにある船を指さす



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