紅一点 ふんわり愛され系人外少女

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knmc「はい朱夏、お水をどうぞ」


『ん、ｺﾞｸﾝｯ…はぁ〜生き返る〜！
刀也くんありがとう！』


kgm「随分と急いでいたようでしたけど、
何かあったんですか？」



朱夏の目の前に座る加賀美が、
凄く疲れた様子の朱夏に問いかける。



『あ、いえ…さっきまで
○○スタジオでボイス収録をしてて…

その後すぐにスタッフさんに、
ここに来るようにって言われたから…
私、何かしちゃったのかなぁ！？って
少し焦っちゃって早く行かなきゃと思って
猛ダッシュしてきました！』


knmc「○○！？ここからめちゃくちゃ遠いじゃん！
え、あそこからずっと走ってきたと…？」


fw「朱ちゃんお疲れさま〜！大丈夫？」


『みなくん、ありがとう大丈夫だよ〜！』



盛り上がる会話と1人だけ静かな甲斐田。



fw「おい甲斐田〜？どうした〜？」


kid「・・・・・・はっ！


あ、え、朱夏さまが居る！？」



不破の声に甲斐田が驚き
周りを見渡して朱夏と目が合った。
ニコっと笑顔で返されてまたもや
声にならない悲鳴を出す。



『っww』


knmc「“ さま ” って何だよ…w」


fw「そういや、甲斐田は
朱ちゃんが好きって言ってたっけ？」


knmc「・・・好き…？」



不破にバラされる甲斐田と
好きという言葉が出た途端、
機嫌が悪くなる剣持。



kid「ちょっ、ち、違うっすよ…！？
いや、違わないのか…？

あの！ 僕の！！ 好きは！！！
推しとしての！！！！
好きなのでね！！！！！

安心してください(？)もちさん！！」



海外の人もびっくりするほどの
オーバーリアクションで必死に訂正をする甲斐田。



kgm「声デカっ」


kid「あ、ｽﾐﾏｾﾝｯ…」

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