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記念の衣装 ページ7

リビングのドアを開けると…



『美羽っ!』


美羽「姉さん、おはよう
それとお邪魔します」


この少年は鈴音美羽。
名前と容姿は女の子らしく可愛いが男だ。

そして朱里とは双子である。
血は繋がっているがあまり似ていない。


『今日はどうしたの?』


美羽「あれ?その様子だと知らない?」


『…えーと?』


美羽「うん、知らないみたいだね
姉さんのチャンネル登録者数みてみなよ」


どうやら、美羽は朱里の
チャンネル登録者数のお祝いに来たらしい。

急いでスマホを確認する朱里。
するとそこには何と
【登録者数/80万人】の数字が…


『えっ!?
昨日まで78万人だった様な…?
……幻…覚…???』


朱里は目を擦ったり、
頬を抓ったりを繰り返し
スマホを見るがそこにはやはり
【登録者数/80万人】の数字が…


葛葉「幻覚って、現実だっつーの」


叶「流石朱里だねぇ〜」


『あ…美羽も60万人突破おめでとう…!』


美羽「ありがとう姉さん」


頭の混乱が徐々に収まり
現実だと認識したのか、
朱里の目から涙が…


『…っ』


葛葉「おいおい、泣くことないだろ」


叶「まぁまぁ、80万人なんて
凄いこと何だから」


葛葉「そりゃそうだけど
あ、おい!目を擦るなよ赤くなるだろ」


美羽「姉さん大丈夫…?」


『ん、大丈夫…嬉しくて…』


バーチャルライバーの中でも、
80万人を超えるのは容易ではない。


スピネル「素晴らしい事ですよ
そのうち葛葉様を上回るのでは?」


葛葉「は!簡単には超させねぇよ」


叶「6万人差だね〜頑張れ〜」


美羽「そうだ姉さん。
ママさんが新しい衣装は
どうしようかって言ってたよ」


ママさん。
(中の人が居ない)この世界では、
自分の容姿を鏡の様に描いくれるお母様だ。
そして、朱里と美羽以外にも何人か姉弟がいる。


『何がいいかな…
魔族の正装は葛葉と一緒に描いてもらったし』


葛葉「あー、あれな…
結構細かい所まで描いてあってすげかった」


叶「すげかった…w」


美羽「っw…そうだ姉さん
魔族の…ローズマリーのドレスとかどう?」

・→←・


今日の1曲

エンヴィーベイビー/叶


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作者名:なつ. | 作成日時:2021年7月11日 1時

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