(( あ な た 狙 っ て ま す )) part.2

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JY「A休憩から帰ってきませーん」



RI「どーしたのかな、」












女性陣の仕事場をたまたま横切ったら
Aちゃんの話が出ていた








どうやら、

休憩から帰ってきてないらしい。



あの子は時間とかには
ルーズには見えなかったけどな…

何してるんだろう、






とりあえず、
僕も今日は営業出なきゃだし
ここでいい成績だせば多分安泰だろうし


契約取ってくるとするか。






.







..













...









その時だった

何故か曲がり角で立っている
Aちゃんを発見した。





壁にもたれ掛かっている









JM「Aちゃん体調でも…だ、大丈夫!?」








「こっちこないでください。」







JM「けど、」







「来ないで…お願いだから、」









そこには、






涙を流している姿があった

頭を抱えて僕が近づくのを拒否してきた
少しでも近づこうとするだけで


体の震えが大きくなっている。









.













JM「何があったの」







「…ほっといてください」









JM「そんなの無理だよ
泣いてる女性見過ごすとかできない」












「人は信用出来ないんですよ」











JM「…どういうこと」

















「私は人に好かれないんです
絶対に、憎まれて嫉まれておしまいなんです」









JM「そんなことないって！」












「誰にも必要とされてない
私の気持ちなんて知らないくせに…っ！」










その言葉の圧力は凄かった


あの、綺麗な雰囲気からは考えられない
自分を隠して隠し通してきて



ついに爆発したようにみえた。









僕は、あの人を傷つけたのか。

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