猫かぶり王子は嫁という《Inoo.kei》

Lesson.25 ページ25

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「私、食器洗いますよ。」







伊母「あら、麻倉先生ありがとね、」








渚「私が洗い物するからいいよ！」







スッと渚さんが

手に持っていた食器をとって


スポンジに洗剤をつけて洗い始めた。







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「じゃー、食器拭くのは私するので...」









渚「りょーかいしたっ、



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じゃー、あとで呼びに行くね。」









「はいっ...！」









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部屋に戻ってから




特にすることもないし






よりによって丸つけのプリント忘れちゃうし、









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「本当に馬鹿だ」









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ﾄﾝﾄﾝ...












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「渚さんかな...はーい！」









慧「A、部屋に来てって言ったじゃん」








そこには少しキレ気味な伊野尾くん


あぁ、



忘れてたよ。







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「でも、夜って何時かわからなくてさ、」









慧「じゃー、今決める




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はい、今は夜。俺の部屋。はいっはいっ。」









そういいながら後ろから私の背中を押しながら


伊野尾くんの部屋に向かっていった。









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