紹介 ページ8
涼介side
「ゆうりちゃん」と呼ばれたその子は、おばあちゃんに駆け寄ってなにか楽しそうに話をしている。
さっきまでは、冷たいぐらいの真顔だったのに、あんなに変わるもんなんだな、人の表情って…
…それにしても、同じ男とは思えないぐらい可愛い顔してんなあ
俺も自慢じゃないけど顔は整ってる方だと思うけど、なんか俺とは違う意味で整っているというか、なんというか…
とりあえず、可愛い。
って、なに考えてんだ俺。
夏の暑さに頭やられちゃったかな
そんな自分に苦笑いをした時
「涼ちゃん、こっちへおいで!」
おばあちゃんが家の前で手招きをしてきた。
「あ、うん」
それにつられて、俺も玄関を出ておばあちゃんのところまで行く。
もちろん、おばあちゃんの隣には「ゆうりちゃん」。
・
「この子は、ゆうりちゃん。すぐそこのお家の子よ。いろいろよくしてもらっててねえ」
そう言いながらおばあちゃんは「ゆうりちゃん」を指した。
「もう、おばあちゃん、ゆうりちゃんはやめてって言ってるじゃん」
「いいじゃないのー。可愛いゆうりちゃんにぴったりよ」
おばあちゃんはそう言いながら、「ゆうりちゃん」の手をぽんぽんと叩いた。
やめてと言いながらも「ゆうりちゃん」も嬉しそうに笑っていて
…なんだか、2人の方が本当のおばあちゃんと孫って感じだな。なんて。
164人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
(名前)やまちねLove?(プロフ) - めちゃくちゃ面白いと思います!!更新頑張ってください! (2019年2月26日 0時) (レス) id: d04d6c490a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:こんぶ | 作成日時:2018年3月4日 15時