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紹介 ページ8

涼介side



「ゆうりちゃん」と呼ばれたその子は、おばあちゃんに駆け寄ってなにか楽しそうに話をしている。


さっきまでは、冷たいぐらいの真顔だったのに、あんなに変わるもんなんだな、人の表情って…


…それにしても、同じ男とは思えないぐらい可愛い顔してんなあ


俺も自慢じゃないけど顔は整ってる方だと思うけど、なんか俺とは違う意味で整っているというか、なんというか…


とりあえず、可愛い。


って、なに考えてんだ俺。


夏の暑さに頭やられちゃったかな


そんな自分に苦笑いをした時


「涼ちゃん、こっちへおいで!」


おばあちゃんが家の前で手招きをしてきた。


「あ、うん」


それにつられて、俺も玄関を出ておばあちゃんのところまで行く。


もちろん、おばあちゃんの隣には「ゆうりちゃん」。






「この子は、ゆうりちゃん。すぐそこのお家の子よ。いろいろよくしてもらっててねえ」


そう言いながらおばあちゃんは「ゆうりちゃん」を指した。

「もう、おばあちゃん、ゆうりちゃんはやめてって言ってるじゃん」


「いいじゃないのー。可愛いゆうりちゃんにぴったりよ」


おばあちゃんはそう言いながら、「ゆうりちゃん」の手をぽんぽんと叩いた。


やめてと言いながらも「ゆうりちゃん」も嬉しそうに笑っていて


…なんだか、2人の方が本当のおばあちゃんと孫って感じだな。なんて。

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(名前)やまちねLove?(プロフ) - めちゃくちゃ面白いと思います!!更新頑張ってください! (2019年2月26日 0時) (レス) id: d04d6c490a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こんぶ | 作成日時:2018年3月4日 15時

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