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uuumの撮影部屋を借りて動画をとることにしてたので、途中会った鎌田さんや社員さんに挨拶しながら部屋に入る。
先に8人で撮影と言っていたので、そこにはしっかり８人分の椅子があった。部屋の端っこにあった椅子に私が座れば、何故かその向かいにシルク、私の隣にはマサイが座った。
シルクが静かにーといい静かになれば、今日の予定、コラボについての話をし始めた。動画の内容はフィッシャーズが一本、私への質問動画を撮り、私の方ではその後編という形でフィッシャーズへの質問動画を撮ることに決めた。
じゃあ早速とろーぜ、というシルクにあの頃の面影を感じて、どうしようもなく、抑えていた気持ちが溢れそうになる。
返事をしない私に、シルクが声をかけてくれる。大丈夫、撮ろうか。と笑って言った。ちゃんとした笑顔で笑えてるかはわからない。この偽りの笑みに誰かが気づくかもしれない。
でも、私は…Aではなく、″ムーン″でいないと。そう、言い聞かせた。この時の私は、彼が私を見ていたことを、知らなかった。
「どーも！フィッシャーズシルクです！」
「マァサァイ？」
「ぺけたぁん？」
「半ナーマ」
「もっきゅん！」
「んーだほっ？」
「ははっ、ザカオでーす」
初めの挨拶だけで面白くて、吹き出した。それにまだお前紹介してないんだから笑うなよ、とシルクにツッコまれた。
「てかお前らザカオとモトキ以外そこ直れ。そして反省しろ。」
「「「ええー」」」
「って待てよ！俺噛んだだけなんだけど！」
ダーマのそのツッコミで笑いが広まる。数分笑って、グダグダじゃねーかとシルクがツッコミを入れてから、もういるんですけど今日はコラボするために来ていただきました！と言い拍手した。
それにみんなも乗ってうるさいぐらいにその音が続き、思わずうるさいなと笑って挨拶していいかなと聞いた。その瞬間静かになって、笑いながら前を見た。
「皆さんどうもおはこんばんにちは！ムーンです！」
続く (更新停止中)
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作者名：雲霞 | 作成日時：2017年5月20日 11時
