家 族 内 恋 愛 。

◎ 愛情表現 。 ページ5

忠義 side



かわええかわええ 章大に 起こされたから
朝から気分が めっちゃええ 。


章大だけ 卵焼き 一つ多め 、っていうのは
内緒やで？



「 たぁくん 、僕これ苦手 」


そう言って 章大が
お皿に乗せて渡して来たものは
章大が 昔から嫌いな食べ物 。


ほんまは 食べたくないなら食べへんでええ！
って言いたいとこやけど
好き嫌いは あかんから しっかり食べさせる 。



「 章大 、好き嫌いは あかん言うてるやろ？」

「 でも .. ほんまに無理やねんもん 、」


って 少しだけ いじけて 頬膨らましてんの
超つぼ やねんけど 。


また これが わざとやないとこが ええねん 。



「 しょーた 、俺が食べさせたるから
ちゃんと食べ？」


仕方なーく 、仕方なくやで？
章大に あーん ってしたる 。




「 うぅ 、やっぱり これ無理や 」

って 涙目になってる 章大に
触れるだけの ちゅう 。


まだまだ 子供な章大は 家族からの ちゅう
としか 思ってないけど

俺的には かなりの愛情表現 。




やって 、どんなに 胸が 大きい 女の子よりも
章大のが かわええって思うねんもん 。

◎ 登校 。→←◎ 六男 の 朝 。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す