持病が急に発症して中原中也を殺し損ねた件

発症四話 ページ5

貴女
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目が覚めたら、見たことのない天井があった。
頭、胸が少し痛む。
ここは医療室か何か知らないが、薬品臭い。









貴女『…私は確か、中原中也を殺して……無い？』









私は急にぶっ倒れた気がする…。……まさか、持病が発症した？…やはり、治ってないのか…。









いやいやいや、待て待て、今私、ピンチかも知れないぞ？中原中也を殺してない、ということは……今、私が生きているということは……









？「嗚呼、起きたね。」









貴女『！！』ﾋﾞｸｩ









？「はは、そんなに驚かないでくれ給え。」









すげぇびっくりした…。←
いや、そうじゃない。コイツは…誰だ？
……胡散臭い顔してる…←あの人のファンの方々、すいません。









？「あ、まだ自己紹介がまだだたったね。
私は森鴎外。ポートマフィアの首領を勤めている。」









貴女『は？…待って下さいよ。何故ポートマフィア首領とも有ろう方が、何故ここに…？』









森「ふふ、中也君が君をここまで連れてきてくれたのだよ。」









貴女『…ということは、ここはポートマフィア…何ですね？分かりました。』









不味いな…。まじでピンチだ…私…。ポートマフィアの幹部を殺そうとしたのだから、恐らくは殺されるだろう……。









森「安心し給え。君の事は殺さない…この質問の返答次第だがね。」









森鴎外はニコニコしたまま、言う。…絶対何か企んでるな…。









貴女『その質問とは？…私もその質問次第で、私なりの行動を示しますね。』









森「ふふ、簡単な事さ。…以前から君には興味があってねぇ、ここに君がいたら、こちら的にも有利かと思うのだよ。
……と言うことで、ポートマフィアに入らないかい？早乙女A君？」








貴女『……』









…私の選択肢は一つだ。

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